『歯周病と全身疾患』

 

<目次>

・歯周病と全身疾患

・歯周病と心臓疾患

・歯周病と脳血管疾患

・歯周病と糖尿病

 

 

<経験・専門性・権威性・信頼性>

インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正の専門クリニック

インビザライン 認定医

年間症例数80〜

 

 

<歯周病と全身疾患>

それぞれの病気によって、どのように影響するのかが違うためそれぞれ分けてお話していきます。まず、全身疾患には何があるのかというと、

・心疾患(狭心症・心筋梗塞・弁膜症など)

・脳疾患(脳梗塞など)

・糖尿病(1型糖尿病・2型糖尿病)

・腎疾患(透析されている方など)

・血液疾患(白血病など)

・血液疾患(HIV・肝炎ウイルスなど)

・神経、精神疾患(知的障害・脳性麻痺・総合失調症など)

があります。

歯周病菌が

全身へ

歯周病と全身疾患はどういう関係があるか。

歯周病の炎症によって出てくる毒性物質が歯茎の血管から全身に入り、いろいろな病気を引き起こしたり、悪化させる原因となります。炎症性物質は、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせたり(糖尿病)、早産・低体重児出産・肥満・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)にも関係しています。それぞれの病気によって、どのように影響するのかが違うためそれぞれ分けてお話していきます。

 

 

<歯周病と心臓疾患>

心臓疾患は、狭心症・心筋梗塞などがあります。

狭心症・心筋梗塞・・・冠動脈の働きが悪くなり、胸が痛くなる病気は虚血性心疾患と総称され、その中の代表的なものがこの2つになります。

心臓が動くために、心臓の筋肉(心筋)が使われます。この筋肉に酸素や栄養を送る血管を、冠動脈と言います。動脈硬化により、心筋に血液を送るための血管が狭くなったり、ふさがってしまい、血液が送れなくなり死に至ることもある病気です。動脈硬化は、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が原因とされていましたが、別の原因として歯周病菌などの細菌感染もでてきました。歯周病菌などにより、動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(脂肪性沈着物)ができ、血液の通り道は狭くなります。プラーク(脂肪性沈着物)がはがれて血の塊ができると、その場で血管が詰まったり血管の狭いところで詰まります。

 

 

<歯周病と脳血管疾患>

脳血管疾患には、脳梗塞があります。

脳梗塞・・・脳の血管のプラーク(脂肪性沈着物)が詰まったり、心臓などから血の塊やプラーク(脂肪性沈着物)がきて、脳の血管が詰まる病気です。歯周病の人は、2.8倍なりやすいと言われているそうです。

 

 

<歯周病と糖尿病>

歯周病菌は腫れた歯茎から、簡単に血管内に入り、全身に回ります。血管の中に入った細菌は、体の力で死滅します。しかし、歯周病菌の死骸のもつ内毒素は残り、血糖値に悪影響を与えます。

歯周病も糖尿病もどちらも生活習慣病なので、関係はとても深いです。毎日の食習慣を含めた生活習慣を見直すこと、歯周病を予防することで全身疾患の予防にもつながるので、気を付けてみてください。

 

 

難しい内容ですが、日ごろの口腔内ケアがとても大切だということに改めて気づかされます。

 

 

渋谷東京矯正歯科

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