歯科と選挙について!院長の独り言 渋谷で歯列矯正・歯科矯正・マウスピース矯正・インビザラインなら「ポラリス渋谷矯正歯科」
今回は少しいつもと違うお話で、院長の独り言です!
なんか選挙ポスターみたいになってしまいました。(笑)
本日7月10日は参議院選挙ですね。みなさんは選挙に行きましたでしょうか?僕は在日韓国人3世で実は選挙権がありません。韓国国籍であることで今まで特に苦労したことがなかったことや韓国人であることが一つのマイノリティーに感じていたので帰化はしてきませんでした。かっこつけて言っていますが、正直なところ選挙には興味すらなく、韓国人であるということを言い訳に選挙について真剣に考えたこともありませんでした。。しかし、最近ではSNSが普及し個人の意見を発信できるツールが発達し今まで以上に個人間で何を考え感じているのかわかるようになってきたと感じています。著名人が政治家を応援することで今まで興味がなかった人たちにも影響をおよぼしており、興味がなかった自分も選挙への考え方が少し変わったように思います。(web2.0の時代真っ只中、すごい時代の変化を感じてます、、僕はついて行けていません(笑)。)
本題に入ります。僕は日本における歯科と政治は似ているように感じます。若い人たちは政治に興味がない人が多いです。歯科については以前よりは大分イメージは変わってきたと思いますが、今だに定期検診にしっかりと行く若い人も少ないです。今の政治は将来の日本を変えます。つまり今の若者の将来がどれだけ過ごしやすい国になるかに影響します。歯科も同じで若いうちから歯磨きの習慣と定期検診を行えば将来のお口の環境を守り健やかな老後を送れる手助けになります。しかし、わかってはいるが、また言ってることは理解できるが、めんどくさいや将来のことなんて想像できないしという気持ちから蔑ろにしてしまうのだと思います。ぼくも正直気持ちわかります。
政治のことは詳しくないですが、歯科については想像してみてください。大きな虫歯ができたら歯科医院に忙しい中何度か通院しなければならないですし、費用もかかります。インプラントやセラミックにしようと思えば高額な費用がかかります。(個人的な意見としては費用よりも時間がかかることの方が問題で、その時間に仕事していた方がお金を稼げることを考えるとより大きな負担になるのではないでしょうか。。)半年に一度の定期検診を継続すれば、費用はかかっても年間2万円以上かかることはありません。しかも、もし虫歯が見つかったとしても1日で完了できる処置ですみます。セラミックなどの高額な治療になることもありません、歯の削る量も少なくてすみ、歯周病のリスクも大幅に軽減できます。さらに、人生の楽しみの一つに食事があると思いますが、老後自分の歯で食事を味わえるか入れ歯で食事をするかでは全く満足感が変わります。入れ歯は取り外しが面倒だったりインプラントは自分の歯より細かくメンテナンスが必要になります。人生一生自分の歯で好きなものを美味しく食べれるということは人生最大の喜びだと思います。
若いうちに歯並びを治すというのは見た目の改善ももちろんですが、歯磨きがしやすかったり自分の歯を一生残すための治療でもあるので高額な費用を出す価値はあると思いますが、悪くなったものを治すための高額な費用であれば悪くならない方に費用をかけることの方が有効ではないでしょうか?
政治も歯科と同様、結果ばかりに目を向け賛否を出すのではなく、自分の行動で変えていけるのではないでしょうか?政治は1人の力では将来は変えられませんが、歯科は自分の努力で将来を変えられます。僕は矯正や審美治療なども人生を豊かにするためには大切な治療だと思いますが、皆さんには何よりも予防治療を重要視してほしいと思っています。歯科医師として歯科治療自体は好きですし綺麗に治せたことに達成感も感じます。患者さんにも喜んでいただけた時が一番嬉しいです。それでも、多くの方がメンテナンスに来ていただき治療するところがないくらいの方が望ましいです。当院ではメンテナンスにはかなり力を入れています。
僕は33歳になってはじめて政治に興味を持ちました。歯医者という職業についたこともその要因の一つかもしれません。遅いということはないと思います。皆さんも政治はもちろん歯科についても、将来への投資として検討してみてください。
今回は院長の独り言でした。