『虫歯 原因とリスク』

 

<目次>

・虫歯の原因

さらに、知りたいこと

・虫歯のリスク

 

<経験・専門性・権威性・信頼性>

インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正の専門クリニック

インビザライン 認定医

年間症例数80〜

 

 

<虫歯の原因>

虫歯の原因は、①細菌、②歯の質、③食事の3つの要素になります。この3つの要素が重なると虫歯になりやすくなります。

①細菌

虫歯の原因になる細菌は、ミュータンス菌です。日々の磨き残しである歯垢(プラーク)の中に含まれています。歯周病の原因になる菌なども含まれています。ミュータンス菌は歯を溶かす乳酸を作り出します。その乳酸によって歯が溶かされた状態を虫歯と言います。ですので、歯磨きをして歯垢(プラーク)を落とさなければ虫歯になってしまいます。

 

②歯の質

歯の質は人それぞれです。それによって、ミュータンス菌によって作り出される乳酸に溶かされやすい歯、または溶かされにくい歯があるということになります。そのため、溶かされにくい歯は虫歯になりにくいです。歯の質には遺伝的な要因があるとも言われていますが、多くの場合は後天的な問題や原因によるものが大きいです。

 

③食事

ミュータンス菌が餌としているものは、糖分になります。そのため、甘いものをよく食べる方は虫歯になりやすくなってしまいます。それだけで虫歯になりやすいわけではありません。食事の回数や生活習慣、歯並び、唾液の量などさまざまな原因によって虫歯になるリスクが高くなります。

 

 

<虫歯のリスク>

虫歯になったからといって死ぬわけではありません。しかし虫歯を放置して、菌が全身に巡ることになり様々な病気を起こしてしまい、最終的に死に繋がってしまうというお話になります。

 

虫歯放置で引き起こすリスクがある病気

①骨髄炎

虫歯は神経に到達し、次に顎の骨にも侵食していきます。炎症を起こして、歯茎や歯肉から出血や膿が出るようになり、さらに進行すると顎の骨髄に菌が感染して骨髄炎を引き起こしてしまいます。高熱などの様々な症状が続き、骨が壊死してしまうとそれを取り除くための外科手術を行う場合があります。骨の変形など後遺症が残ることもあります。

 

②敗血症

骨髄炎が進行すると虫歯菌が全身に運ばれます。免疫機能が正常であれば菌に対抗するので、大きく問題はありません。しかし虫歯が原因で放置をしていると、常に虫歯菌が血液中に流れて全身をめぐり続けることになります。この状態が長期間続くと血液が腐敗する敗血症を発症し、多臓器不全を引き起こし死亡してしまうこともあります。

 

③心筋梗塞

虫歯を放置しているといつか、虫歯菌は血液中に入り全身をめぐります。虫歯菌が心臓に入ってしまうと、血管を硬くさせる動脈硬化を進行させます。そして血流が悪くなってしまう狭心症となり、さらに症状が進行してしまうと心筋梗塞を引き起こします。心臓の激しい痛みや心臓が停止する、突然死の原因となります。

 

④肺炎

虫歯が原因で肺炎を引き起こすことがあります。誤嚥性肺炎といい、口内の虫歯菌が気管から肺に入り、肺炎を起こします。特に高齢者に起こりやすく、高熱、激しい咳、呼吸困難などの症状があり、死亡してしまうことも多くあります。虫歯は治せばいい。多少放置しても大丈夫と思っていても、後々苦しむのは自分です。

 

 

もっと早く気づいていれば、早く治していればと思う時が必ず来るので、定期検診には必ず行くようにしましょう。

 

 

 

渋谷東京矯正歯科

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