『口腔ケア 朝編』
<目次>
・朝の口臭の原因
・朝の歯磨きのタイミングは?
<経験・専門性・権威性・信頼性>
インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正の専門クリニック
インビザライン 認定医
年間症例数80〜
<朝の口臭の原因>
夜眠っている間は、唾液の量が減るため、口の中が乾燥します。そうすると、口の中の細菌が増殖します。その細菌が、口臭の原因でもある揮発性硫黄化合物を増やし、朝は口臭がひどい!ということになります。

口呼吸をすると余計に乾燥してしまうため、できれば日頃から鼻呼吸をするように心がけましょう。
<朝の歯磨きのタイミングは?>
みなさん朝は、起きてすぐに歯を磨きますか?それとも朝食後に磨いていますか?今回はそれぞれのメリットなどをお話ししていきたいと思います。

①起きてすぐに歯を磨くメリット
・細菌を体内に取り込まない
磨かないまま朝食を摂ると、睡眠中にお口の中で増殖した細菌も一緒に体内に入ってしまい、腸内環境が乱れることがあります。
それによって、身体の免疫力の働きも鈍るため、ウイルス感染のリスクも高めてしまう原因になります。
・口腔内環境がリセットされすっきり目覚める
就寝中は唾液の分泌が極端に減り、口腔内が乾燥しやすく、細菌数は一気に増殖してしまいます。朝起きてすぐに歯磨きをすることで、細菌を排出することができます。また、お口の中はさまざまな感覚を司る器官が集まっています。すぐに歯磨きをすると、歯ブラシで刺激された舌や頬を通じて、刺激が脳に伝達されて脳を活性化させてくれます。また、歯磨き粉やマウスウォッシュなどでお口の中がすっきりする効果もあります。

②朝食後に磨くメリット
・食べかすを落とし、細菌増殖を抑制する
食事後は歯のすきまに詰まったり、奥歯の噛み合わせの溝に残ります。歯の表面は、酸によって溶かされにくいように「ペリクル」という被膜で覆われています。歯を守ってくれるものですが、口腔内環境が悪くなってしまうと細菌が増殖してそれを巣にして、ペリクルと結びついて歯垢(プラーク)をつくります。歯磨きをしないと歯垢の形成が進み、細菌も増殖して虫歯になりやすい口腔内環境になってしまうので、食後は歯磨きをしてお口の中をきれいにする必要があります。
・口腔内を中性に保つ
普段は中性に保たれている口腔内は、食事をすると酸性に傾きます。食後歯磨きをしないと歯が酸にさらされている時間が長くなり、歯が溶けてしまいます。これを唾液の中和作用や歯磨きをすることでなるべく早く中性に戻し、酸で歯が溶かされることを予防します。

結果的にどちらが良いというよりも、まず朝起きて磨いて、朝食後また磨くことが1番だと思います。時間がない方は、どちらのタイミングでも構わないと思います。朝一度も磨かないというのが良くないと思うので必ず1回は磨いてすっきりした状態で外へ出ましょう。
渋谷東京矯正歯科
インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正専門クリニック
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