『専門用語1』
<目次>
・中心結節
・骨隆起
<経験・専門性・権威性・信頼性>
インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正の専門クリニック
インビザライン 認定医
年間症例数80〜
<中心結節>
小学校中学年~高学年は生え変わってきています。その際に保護者の方に確認してほしいところがあります。

前から4、5番目の歯は、それぞれ第一小臼歯、第二小臼歯と言われています。ここの歯の噛み合わせの部分にツノのような突起はありませんか?

これが中心結節と言われるものになります。これは放置しておいて良いものではないので見つけたらなるべく早めに歯科医院に行ってください。中心結節は、先ほどの第二小臼歯に多く見られます。まれに様々な小臼歯や奥歯に見られることもあります。このまま歯が伸びてくると上の歯と当たって、気づかないうちに中心結節が折れてしまうことがあります。

この中心結節の内側に歯の神経が入り込んでいることが多くあるため、折れてしまうと歯の神経が表面にさらされ、歯髄が感染してしまい、歯髄炎や骨膜炎などを引き起こしてしまい、痛みや顔の腫れなどの症状がでることがあります。症状が出た場合は歯髄の処置が必要になります。
しかし生えたばかりの永久歯は、歯根がまだ完成しておらず治療が難しいため、処置後も経過観察が必要になります。中心結節の破折を防ぐために行われる予防法は、突起の周囲をプラスチックの材料などで補強する処置などがあります。歯科医院によって処置の仕方が少し変わるかもしれないので、先生と話し合って決めてください。
<骨隆起>

骨隆起とは、歯茎にできるコブのようなボコッとしたでっぱりのことをいいます。骨隆起は全て骨なので触ると硬いです。これは歯茎の炎症や、腫瘍などではないので痛みは基本的にありません。場所や大きさによって喋りづらいといった、発音障害にも関わってきます。
骨隆起ができてしまう原因は、はっきりとしたことは不明です。主な理由として言われているのは、噛む時の強い力によって顎の骨に負担がかかり、その刺激によって骨が肥大し、盛り上がっているということです。歯ぎしりや食いしばりをよくする方などは骨隆起ができやすいです。
骨隆起は、上顎・下顎どちらにもできる可能性があります。

・下顎隆起
下顎の舌の近くにある骨の膨らみです。
これが大きくなると舌の邪魔をして、舌が上に持ち上がるような形になり、喋りにくくなってしまいます。
→正常な状態


・口蓋隆起
上顎の真ん中にある骨の膨らみです。
上顎は特に自分で見ることがないため、気づかないうちに大きくなっている事が多いです。
口蓋隆起も大きくなることで発音障害がでたり、食べ物が食べにくくなったりします。
→正常な状態

骨隆起の予防方法
極度にかかる噛む力のコントロールが必要になります。しかし就寝時の歯ぎしりや食いしばりは、自分で意図的に行っているものではないためどうすることもできません。そういった方は、ナイトガードと言った就寝中に装着するマウスピースを作成することをおすすめします。歯医者で型取りをするだけなのでとても簡単に作ることができます。
骨隆起は炎症や腫瘍、癌でもなく、体に害のあるものではないため、基本的に治療は必要ありません。ですが、骨隆起があることによって喋りにくい、食べ物で傷がつきやすい、入れ歯をいれたいけど骨隆起が邪魔をしてきちんとしたものが作れないという方は治療が必要になります。
渋谷東京矯正歯科
インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正専門クリニック
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