『口腔ケア 番外編』
<目次>
・洗口液と液体歯磨きの違い
・フロス・歯間ブラシと歯ブラシの順番
<経験・専門性・権威性・信頼性>
インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正の専門クリニック
インビザライン 認定医
年間症例数80〜
<洗口液と液体歯磨きの違い>
クリーニングをされる患者さんにお話を伺うと、今までよりも洗口液を使用されている方が増えたなと感じています。皆さんはどんな目的で洗口液を使用されていますか?今回は間違えやすい、洗口液と液体歯磨きについてお話をしていきます。

・洗口液
歯磨き後に適量をお口に含み、20〜30秒間ゆすぐだけで、歯垢や口臭といったお口の中のトラブルの原因となる汚れや、お口の中のねばつきを洗い流してくれます。歯磨きをしなくて良いものではないので、歯磨き後の仕上げとして使ってください。
また、歯磨きができない時など不快感を感じた時に使用するのも良いです。洗口液でゆすいだ後、水でゆすぐ必要はありません。薬用成分の効果が続きやすくなるため、そのままにしておいてください。

・液体歯磨き
液体歯磨きは、液体タイプの歯磨き剤です。ペーストタイプの歯磨き粉と同じように、お口に含んでゆすいだ後に歯磨きをすることで効果を得ることができます。研磨剤を含まないので歯を傷つけにくい歯磨き剤ですが、ゴシゴシ強くこすりすぎると歯ブラシで歯が傷ついてしまうので気をつけましょう。
ペーストタイプの歯磨き粉のように歯磨き後、お口をゆすぐ必要はありません。しかし気になる場合はゆすいでも問題ありません。ただし、医薬部外品の場合は薬用成分を洗い流してしまうので、軽くゆすぐ程度にしてください。
一見、2つとも商品が似ているので、間違えて購入することがあります。裏面の商品名を確認してから購入するようにしてください。
<フロス・歯間ブラシと歯ブラシの順番>
『フロス・歯間ブラシ ⇒ 歯ブラシ』の手順での清掃をおすすめします。フロスや歯間ブラシは、歯と歯の間の汚れや歯周ポケットの浅い部分の汚れを落とすことができます。

そのため、先に歯と歯の間の汚れを落とし、歯ブラシでしっかり磨くことで、毛先もしっかり歯と歯の間に入りますし、歯磨き粉に含まれているフッ素もすきまに行き渡ります。歯ブラシだけでは約60%の汚れしか落ちていないと言いますが、フロスや歯間ブラシを使用すると、約80%の汚れを落とすことができると言われています。そのため、使用していないという方は、夜1回でも十分なので、取り入れて清潔なお口の中を保ちましょう。
渋谷東京矯正歯科
インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正専門クリニック
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