『ホワイトニングの注意点』
<目次>
・ホワイトニングの注意点
・ホワイトニング後に注意してほしい食事
・ホワイトニングの効果がないもの
・ホワイトニングを控えた方が良い方
さらに、知りたいこと
・ホワイトニングの痛みの原因
<経験・専門性・権威性・信頼性>
インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正の専門クリニック
インビザライン 認定医
年間症例数80〜
<ホワイトニングの注意点>
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングどちらにも言えることですが、過酸化尿素・過酸化水素が歯に浸透すると一時的に歯の内部が脱水状態になります。外からの成分を吸収しやすくなり、施術直後の飲食の色がつきやすくなるという注意点があります。
また、歯の表面はペリクルという膜に覆われています。この膜は歯への着色をなるべく防いでくれたりしています。ホワイトニングを行うと、この膜はホワイトニング剤の作用によって剥がれてしまいます。( 時間が経つとペリクルの膜は再生します)ただ、ペリクルの膜がつくられるまでの間は着色がしやすい状態になります。ペリクルが作られる時間は、12時間〜24時間と言われています。
そのため、施術直後12〜24時間は、喫煙や飲食物に注意してください。日頃から喫煙をされる方、コーヒーや紅茶などよく飲まれる方は後戻りがしやすいです。
<ホワイトニング後に注意してほしい食事>

・色の濃い食べ物
→カレー、ソース系、トマトソース系、味噌、醤油など
調味料によって色が濃い食べ物は、気をつけてください。
あとチョコレートなどお菓子も同じです。色の薄い食べ物をおすすめします。

・色の濃い飲み物
→コーヒー、ココア、赤ワインなど
元々着色がしやすい、お茶や紅茶も控えてください。
・イソフラボンが含まれる大豆系
→豆腐、豆乳など
色は白いのになんで?と思う方が多いと思います。
ポリフェノールは着色がしやすいものになります。
大豆に含まれるイソフラボンは、ポリフェノールの一種になります。
・酸性度が高いもの
→レモン、お酢、香辛料など
ホワイトニング後はペリクルの膜が剥がれています。
酸性度が高いものは歯への刺激が強いため控えるようにしてください。
ヨーグルトも乳酸菌で酸性度が高いため注意です
たくさんありますが、少し気をつけてもらえるとホワイトニング効果も続きやすいです。
<ホワイトニングの効果がないもの>
ホワイトニングは、本来あるご自身の歯のみ効果があります。下記の3つは効果がでません。
①虫歯などの治療で材料を詰めたところ
②被せ物
③神経のない歯(※方法を変えると白くできる可能性もあります。)
<ホワイトニングを控えた方が良い方>
・妊娠中や授乳中の女性
まだ妊婦や胎児へのホワイトニングが与える効果や影響の研究が十分ではなく、安全性が保障されていないため。
・無カタラーゼ症
カタラーゼは、過酸化水素を分解する働きがあります。カタラーゼがない方は、過酸化水素を分解することができないため、過酸化水素が体内に残ります。過酸化水素は体内でも作られているため、通常はカタラーゼがすぐに分解するため、無害です。ただ、分解されずに残ってしまった場合は体内に長時間、高濃度で残ると組織を壊死させてしまうこともあります。
・18歳未満
一般的に18歳未満の方はホワイトニングはお断りしているところが多いです。顎の骨が完成して、歯は乳歯から大人の歯に完全に生え変わる18歳頃からがおすすめと言われています。上の年齢にはとくに何歳までという制限はありません。実際に60代の方もホワイトニングを受けに来られています。
↓Before↓

↓After↓

(お写真の方は、1回でここまで白くなりました。)
<ホワイトニングの痛みの原因>
まず、どうして歯が白くなるのかというと。ホワイトニングの薬剤は、過酸化尿素や過酸化水素が含まれています。この2つは歯の着色物質を分解して、無色の物質にする作用があるため、漂白作用が起こります。

↓ホワイトニング剤を塗る

↓光照射を10分間行う

漂白される!
そのため、薬剤を歯に塗り処置を行うことで、歯が白くなる効果を得ることができます。濃度の高いホワイトニング剤は、歯にしみやすくなっています。そのため痛みを感じやすいと言われています。なので、濃度の低いものを利用すると歯がしみるのを防ぐことができます。あと、虫歯や歯が削れているところ、ひびがはいっている、歯周病になっている歯にホワイトニングをすると痛みが出ます。
渋谷東京矯正歯科
インビザライン(マウスピース型矯正装置)矯正専門クリニック
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