渋谷 矯正 上の歯と下の歯がくっつかない歯並び
上の歯と下の歯がくっつかない歯並びを開咬(オープンバイト)と言い、前歯が噛み合っていない状態の噛み合わせを指します。口を閉じても前歯に隙間が開いたままだったり、サ行・ラ行をうまく発音できなかったり、食べ物をよく噛めないといった症状が伴います。奥歯で噛み合わせたときに前歯が当たらなければ開咬です。上下の前歯を閉じたとき隙間ができるため、食べ物を前歯で噛み切るのが難しく、横の歯で噛むようになります。奥歯でしか噛み合っていない場合は噛む力を奥歯で負担してしまうため発音しづらく、言葉が不明瞭で聞き取りにくくなることもあります。反対咬合と同様に遺伝的要因で症状が強い場合は外科的な矯正治療が必要になることがあります。


奥歯に原因がある場合
なぜ、奥歯が先に当たるのか?ということなのですが、奥歯が顎の骨から離れた(伸び出た)ところに位置する原因として、鼻詰まりがあり、長いこと口呼吸をしていると、上下の奥歯が離れている時間が長くなり、徐々に奥歯が伸び出てきます。
また、咬む力が弱いことも原因の一つとして挙げられます。四角い顔立ちよりも面長で細い方にその傾向が強いと言われています。
顔には、かみしめるための筋肉がいくつかありますが、その代表が左右のほっぺたにある咬筋です。咬筋は、一方はほほ骨に、もう一方は下あごのコーナーにくっついていて四角い顔立ちの方が力が入れやすい位置にそのコーナーがあります。
逆に、面長の方は力が入れにくく、日々の機能圧が相対的に弱いため、奥歯が伸び出る傾向となり、極端に伸び出ると前歯が当たらなくなります。
また、左右の耳の穴の前約1センチのところにある顎の関節に腫瘍などがあり、口を閉じられない、また関節リウマチなどによる関節のすり減りでも上手に顎が閉まらず、奥歯が伸び出た位置に長い月日をかけて収束します。
前歯に原因がある場合
上下の前歯がお互いに離れた位置にある場合、まずはその位置異常がどれくらいかを診査します。具体的には、頭蓋骨のレントゲン写真を撮影して、眉間の位置を基準にして上下の前歯の座標を計測して平均値と比較します。
歯が原因の場合、お口の周りの悪い癖(指しゃぶりや爪噛み,唇噛みや口呼吸などが含まれます)が悪影響を与えていることが多いです。大人も子供も基本的な健康のため、また、治療後の噛み合わせの安定のため“はなで息、べろは上あご、くち閉じる”を励行しましょう!
骨が原因の場合、遺伝要因が多いです。その方のご家族ご家系代々続く顔立ちが上下のバランスを決めます。上あごと下あごのアンバランスで上下(垂直方向)の要素が開咬の原因となります。バランスが極端に崩れていると歯を動かすだけでは噛み合わせが取れないため、骨を切って動かす外科的手法を併用した治療計画となります。
骨格的な要因
上下顎(上下のあご)の異常発達、発達不足、上下顎の位置関係の問題によって開咬(オープンバイト)が生じると言われています
不正歯列の問題
歯の傾斜や乱れによっても開咬になる場合があります。
例としては、前歯が前方に傾斜していることで開咬が発生しているケースなどがあります。
悪習癖(舌癖)
指しゃぶりや爪噛み、歯で前歯を押してしまったり、飲み込む時に舌を出して飲むなどの悪習癖をお持ちの場合、長い年月をかけて開咬(オープンバイト)が発生します。幼少期の指しゃぶりや舌突出癖などが習慣化してしまっていることも原因として挙げられます。また、頬杖の癖も、開咬につながることがあるとされています。
遺伝や成長
骨格は、親から子へと遺伝します。ご両親に開咬の傾向が見られる場合には、そうでない場合と比べると、そのお子様も開咬になる可能性が高くなります。
呼吸器系の疾患がある
鼻炎や副鼻腔炎などの呼吸器系疾患によって鼻詰まりがあると、どうしても口呼吸になります。口呼吸によってお口回りの筋肉が発達しないと、歯列を外側から抑える力が弱くなり、開咬を引き起こすことがあります。
上の歯と下の歯がくっつかない開咬は「見た目の悪さ」や「食事のし辛さ」から治療を望まれる方が多い歯並びです。確かにそれらも問題ですが、他にも知らないうちに弊害につながっているかもしれません。
開咬によって常に隙間があるため「口呼吸」になりやすく、それによってさまざまな影響を及ぼす可能性が考えられます。
前歯で噛めない(食事のストレス)
ラーメンや蕎麦が噛み切れず、舌を使って千切ったり、中にはうどんも切れないという方もいたり、コンビニのおにぎりを食べるとご飯だけが入ってきて海苔が切れずに残ってしまうという事例もよく聞きます。
口の中が乾燥しやすくなる
口内が乾燥すると唾液の分泌量が減るため、口腔内常在菌が繁殖しやすくなり免疫力も低下します。そのため、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。口臭の原因にもなります。
口腔周辺の筋機能が弱くなる
口元が常にポカーンと開いていると周辺の筋機能が緩んでしまうため、口唇や舌で歯を整える機能が働かず、歯並びが悪くなることがあります。
感染症になりやすくなるかも
通常の呼吸は鼻から行います。鼻には外部から菌やウイルスの侵入を予防するフィルターの効果がありますが、口呼吸していると体内へ侵入しやすくなるため、感染症に罹りやすくなるとも考えられます。
胃腸に負担がかかりやすい
食物を丸のみしてしまう可能性が高くなるため、正しく消化しきれず胃腸に負担が罹りやすくなってしまいます。
滑舌の悪さや発音障害
口の中で空気を閉じ込めたり、適度に抜いたりすることが難しいため、滑舌の悪さや発音障害を引き起こすことがあります。
将来歯を失うリスクが高い
歯は前歯で噛みきり奥歯ですりつぶす動きをします。前歯が噛み合わない状態では常に奥歯で咀嚼するため、奥歯に負担がかかります。人の噛む力は体重以上あり、本来は歯全体で受け止めていますが、開咬で前歯が噛み合わないと奥歯だけで受け止めなくてはなりません。人間の咬合力(噛む力)は約70㎏程度と言われています。通常はこれを片顎28本(親知らず除く)で分散して噛みますが、開咬の場合は奥歯数本にその力が集中してしまいます。前歯で噛めない分、奥歯への負担が一生続き、虫歯や歯周病、奥歯のすり減りなどの要因が重なることによって、将来的に歯を早くに失ってしまう可能性があります。つまり上の歯と下の歯がくっつかない噛み合わせを放置すると、年を取ってから折れやすく、歯を失うリスクが高くなるのです。
上の歯と下の歯が当たるようにするには、歯列矯正が有効です。歯列矯正に年齢は関係ありません。開咬の場合、歳を重ねるごとにダメージが蓄積してしまう咬み合わせですので、可能であれば成人していても矯正治療の受診をご検討ください。
開咬の場合、歯並びをキレイにするという見た目の審美面以上に、「歯を長く保つ」という機能的な意味合いが強い矯正治療となります。
開咬を治療することで、麺類をしっかり噛み切れるようになったり、こもってしまうような発音も正常に戻っていきます。そしてそのおまけとして、キレイな歯並びと口元が手に入ります。
開咬は、幼少期の習癖の改善やトレーニングで予防できることがあります。指しゃぶりがやめられない、おしゃぶりずっと加えているという癖があるなら、しっかり大人が止めさせて上げる必要があります。また、初期であれば、トレーニング矯正装置(T4K・プレオルソ)などの矯正装置を使うことで、正常な咬み合わせに戻してあげられる可能性もあります。いずれも、これはお子様だけでできることではありません。大人がちゃんと歯科につれていって、然るべき治療やトレーニングを行うことで、開咬を予防することができます。
上の歯と下の歯がくっつかない歯並び(開咬/オープンバイト)は歯列矯正で治すことが可能です。
インビザラインは開咬の治療に向いています。これは、インビザラインには、以下のような特徴があるからです。
- 上下の歯を噛み合わせる力を利用した「圧下」の力をかけやすい
- 前歯を引っ込める歯の動きが得意
開咬の治療では、「圧下」という歯を歯ぐき側に沈ませる歯の動きが必要ですが、ワイヤー矯正ではこの動きは難しいとされてきました。
しかし、インビザラインでは、マウスピースが常に噛み合わせの面を覆っており、そのマウスピースの厚み分、意図していなくても噛むたびに圧力をかけることが可能です。
また、インビザラインでは「前歯を引っ込める歯の動き」も得意で、開咬で開いた前歯を、舌側にスムーズに引っ込めることができます。
①前歯を内側に傾斜させる
開咬の症例の多くは、前歯が前方へ倒れているため、前歯を内側に傾斜させる治療が必要です。前歯を内側に傾斜させることで、噛み合っていなかった前歯が噛み合うようになってきます。
②奥歯を歯ぐきの方向に圧下させる
「前歯部開咬」では、前歯が接していないため、奥歯を歯ぐきの方向へ圧下させる必要があります。この圧下によって、奥歯の噛み合わせの高さが低くなると、自然と前歯も噛み合うようになってきます。
ただ、奥歯の噛み合わせが低くなることで顎関節に負担がかかり顎関節症のリスクがあがるケースもありますので、当院では圧下させずに前歯を当てる方法を選択することが多いです。
もっと笑顔を好きになる
当院は矯正専門歯科です。すべての症状をインビザラインのマウスピースで治します。重度の症状であることを理由にマウスピースでの治療を断られてしまった方も、諦めてしまう前にまずは当院へご相談ください。
なぜ渋谷東京矯正歯科が人気?
少ない枚数で改善できる
少ないマウスピースで改善できるので、部分矯正でご要望を叶えられる可能性が高まります。
「枚数の差」を実感していただけます。
途中の通院が不要
リスクを加味した治療計画を作成できるので、4ヶ月に1回の通院で矯正可能です。
「通院回数の差」を実感していただけます。
短い期間で改善できる
多くの臨床経験により効率的な歯の動かし方を熟知しているから、綺麗な歯並びを圧倒的に早く獲得可能。
「治療期間の差」を実感していただけます。
同じインビザライン矯正なのに、
なぜ短い期間と回数で矯正できるのか、当院の診断でご確認ください。
「早く終わる矯正」を実現しています。
矯正専門医だからできること

非抜歯でEライン実現
歯を抜かずにEラインを実現させたいという多くのご要望にお応えしています。

部分矯正での改善を実現
少ないマウスピースで治療計画が作成できるので、部分矯正でご要望を叶える可能性を高めます。

歯を削らない方法も
健康リスクはないと分かっていても歯を削ることに抵抗がある。そんなご要望にお応えしています。

インビザラインで対応できます
同じインビザライン矯正なのになぜ実現できるのか、当院の症例をご確認ください。
歯を抜かずに矯正したい方、期間を短く費用も抑えて部分矯正したい方、極力歯を削りたくない方は当院までご相談ください。
Before


After


口元の改善 / Eライン
- 20代女性
- 主訴:前歯を下げたい
- 矯正方法:インビザラインの非抜歯矯正
- 治療期間:13ヶ月
- 治療費:715,000円
- その他ご要望:歯を抜かずに口元をできる限り下げたいとのご希望。
- 詳しくはこちら
-
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渋谷東京矯正歯科. 渋谷東京矯正歯科 After
渋谷東京矯正歯科 渋谷東京矯正歯科 ご相談内容 前歯が出ていることが気になると20代女性からのご相談 現状と治療方針 上の前歯が出ており、口元の突出感が見られます。歯を抜くことに抵抗がある患者様だったため、奥歯をさらに後ろに下げることのできる遠心移動という方法を用いて、歯を抜かずに口元を下げる治療計画を作成しました。 治療結果 非抜歯で前歯を13ヶ月で下げることができ、横から見た際の口元の変化も見られました。 振り返り 今回の患者様は口元が出ていることにコンプレックスを感じていらっしゃり、また、歯を抜くことに抵抗もあったため、「歯を抜かずにEラインを改善する」ことができる矯正歯科を探しておられました。歯を抜かなくても口元の印象が変わったことに大変喜ばれていました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
- 他の症例はこちら
-
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渋谷東京矯正歯科 After
渋谷東京矯正歯科 出っ歯 / 口が閉じづらい
- 20代女性
- 主訴:上の前歯を下げたい
- 矯正方法:マウスピースの部分矯正
- 治療期間:5ヶ月
- 治療費:440,000円
- その他ご要望:上の前歯だけ改善し、それ以外の歯は動かしたくない、費用を抑えたい、マウスピースを早く受け取りたい、矯正前に横顔のビフォーアフターが見たい。
- 詳しくはこちら
-
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After
ご相談内容 口が閉じづらく、上の前歯を下げたいと20代女性からのご相談 現状と治療方針 上と下の前歯で距離があるのが見られます。口が閉じづらく、前歯で物が噛みにくいことが予測されます。今回は費用を抑えたいとのことで、14枚のマウスピースで行うインビザラインの部分矯正で治療を進めました。 治療結果 5ヶ月で上の前歯を下げることができました。歯が適切な位置に並ぶことで口も閉じやすくなり、口呼吸の予防、口臭予防にもなりました。 振り返り 今回の患者様は部分矯正だったので途中の通院も不要で、あっという間にコンプレックスを改善することができたと喜ばれていました。また、気になるのは前歯だけなので、上の前歯以外は動かしたくないというこだわりをお持ちで、それが叶う矯正歯科を探されてたため、その点も満足いただけました。矯正前に横顔のビフォーアフターを見ることができたことも大変喜ばれていました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
QBefore
After
ガタつき / かみ合わせ
- 20代女性
- 主訴:ガタつきを綺麗にしたい
- 矯正方法:マウスピースの非抜歯矯正
- 治療期間:8ヶ月
- 治療費:710,000円
- その他ご要望:絶対に歯を抜きたくない、マウスピースを早く受け取りたい、分割払いご希望。
- 詳しくはこちら
-
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After
ご相談内容 ガタつきが気になると20代女性からのご相談 現状と治療方針 前歯のガタつきが見られます。他にも左側の奥歯が噛めていない状態にもあります。歯と歯の間にわずかなスペースを作る治療計画で矯正を行いました。 治療結果 ガタつきと噛み合わせを8ヶ月で改善できました。 振り返り 今回の患者様は噛み合わせの違和感はなかったものの、矯正治療の結果、奥歯で噛めるようになって初めて噛める感覚を知ったと喜ばれていました。また、絶対に抜歯をしたくないという希望も叶い安心して治療を進めることができました。また、マウスピースを早く受け取って早く始めたいというご希望もあったため、他院で先に矯正を始めていたご友人よりも早く終わらせることができたことに驚かれていました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
QBefore
After
ガタつき / かみ合わせ
- 30代男性
- 主訴:前歯のガタつきと噛み合わせを良くしたい
- 矯正方法:マウスピースの非抜歯矯正
- 治療期間:9ヶ月
- 治療費:710,000円
- その他ご要望:治療期間を早くしたい、マウスピースを早く受け取りたい。
- 詳しくはこちら
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After
ご相談内容 前歯のガタつきと噛み合わせが気になると30代男性からのご相談 現状と治療方針 前歯のガタつきが見られます。また、下の前歯を上の前歯が大きく被さっているため、下の前歯が見えない過蓋咬合(ディープバイト)が見られます。奥歯をさらに後ろに下げる遠心移動と、歯と歯の間にわずかなスペースを作る方法で矯正を行いました。 治療結果 ガタつきと噛み合わせを9ヶ月で改善できました。 振り返り 今回の患者様は他院で不信感があり、ご紹介という形でセカンドピニオンを受けるために当院にお越しいただきました。お仕事が多忙のため治療期間を早くすることが一番重要なご要望でしたが、全体矯正にも関わらず9ヶ月で矯正を終えることができたことに大変喜んでいただけました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
QBefore
渋谷東京矯正歯科 渋谷東京矯正歯科 After
渋谷東京矯正歯科 渋谷東京矯正歯科 前歯のガタつき
- 20代女性
- 主訴:上の前歯のガタつきを短期間で治したい
- 矯正方法:マウスピースの部分矯正
- 治療期間:3ヶ月
- 治療費:495,000円
- その他ご要望:目立つ前歯だけを矯正したい、安く早く矯正したいとのご希望
- 詳しくはこちら
-
ご相談内容 上の前歯のガタつきが気になると20代女性からのご相談 現状と治療方針 上の前歯のガタつきが見られます。今回は目立つ部分だけを矯正したいとのご希望からインビザラインの部分矯正で治療を行いました。 治療結果 上の前歯のガタつきを3ヶ月で取ることができました。また、歯が適切な位置に並ぶことで歯みがきもしやすくなり、将来の虫歯や歯周病のリスクが軽減されました。 振り返り 今回の患者様は見える部分だけを早く安く矯正したいとのご希望がありました。部分矯正で改善することができたので3ヶ月でコンプレックスを解消することができ、矯正して良かったとのお言葉をいただきました。部分矯正なので途中の通院も不要で、費用も抑えることができたので、全てのご要望にお応えすることができました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
QBefore
After
ガタつき / 噛み合わせ
- 20代女性
- 主訴:ガタつきを綺麗にしたい
- 矯正方法:マウスピースの非抜歯矯正
- 治療期間:7ヶ月
- 治療費:660,000円
- その他ご要望:マウスピースを早く受け取りたい、一部だけ分割払いご希望
- 詳しくはこちら
-
Before
After
ご相談内容 ガタつきが気になると20代女性からのご相談 現状と治療方針 上下の前歯のガタつきが見られます。歯と歯の間にわずかなスペースを作る治療計画で行いました。 治療結果 ガタつきと噛み合わ7ヶ月で改善することができました。 振り返り 今回の患者様は格安矯正とインビザライン矯正とで悩んでおられましたが、短期間で綺麗になったためインビザラインを選んで良かったと喜んでおられました。また、矯正費用の一部だけをデンタルローンご希望で、自分で金額を決めることができたため、すぐに矯正を始められた点も喜んでいただけました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
Q
矯正専門医だからできること

重度の症状も
インビザラインで改善できる
重度の症状なのでワイヤー矯正を提案された。そのような方も目立たないマウスピースで改善しています。

抜歯矯正も
インビザラインで改善できる
マウスピースで抜歯の矯正をしたかったがワイヤー矯正を提案された。そのような方もインビザラインで抜歯の矯正が可能です。

横顔の
口元の変化が実現
口元の突出感、出っ歯を改善したい、口元を大きく下げたい、Eラインを実現したい。当院では特に多くご要望いただいており、インビザラインで対応可能です。

インビザラインで対応できます
同じインビザライン矯正なのになぜ実現できるのか、当院の症例をご確認ください。
重度、抜歯矯正を理由にインビザラインでの矯正治療を断られてしまった方は当院までご相談ください。
Before


After


ガタつき / 八重歯
- 20代女性
- 主訴:ガタつきと八重歯
- 矯正方法:インビザラインの抜歯矯正
- 治療期間:8ヶ月
- 治療費:715,000円
- その他ご要望:途中で引っ越し予定のため通院回数を少なくしたい、学生様ご自身での分割払いご希望。
- 詳しくはこちら
-
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After
ご相談内容 ガタつきと八重歯が気になると20代女性からのご相談 現状と治療方針 ガタつき、特に八重歯が見られます。ガタつきが強く、顎のスペースに対して歯が並ぶスペースが不足していたため、片側の抜歯矯正を行いました。 治療結果 ガタつきを8ヶ月で改善することができました。 振り返り 今回の患者様は学生で、4ヶ月後に社会人になり配属先が地方になることが決まっていたため、「早く始められて通わずに矯正できること」がポイントでした。実際に途中で地方へ引っ越しをされましたが、通院回数が4ヶ月に1度で済んだことと、オンラインでの診察も含めて問題なく治療を継続することができました。学生様ですが、デンタルローンの申し込みもご家族の方が手続きだけ代理で行うことで可能となり、矯正費用もご本人によってご負担なく分割払いで行うことができました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
- 他の症例はこちら
-
Before
After
ガタつき / 八重歯
- 30代男性
- 主訴:ガタつき
- 矯正方法:マウスピースの抜歯矯正
- 治療期間:12ヶ月
- 治療費:935,000円
- その他ご要望:お仕事柄、ワイヤーではなく目立たないマウスピース型をご希望。分割払いをご希望。
- 詳しくはこちら
-
ご相談内容 ガタつきが気になると30代男性からのご相談 現状と治療方針 重度のガタつきが見られます。八重歯や内側に倒れた歯があり、顎のスペースに対して歯が並ぶスペースが不足していたためインビザラインで片側の抜歯矯正を行いました。 治療結果 ガタつきを12ヶ月で改善することができました。 振り返り 今回の患者様はガタつきが重度だったため、片側の抜歯矯正を選択しました。ご本人は治療期間が2年ほどかかると思われていたようで、このガタつきが12ヶ月で改善したことに大変喜ばれていました。人前に出るお仕事柄、目立つ装置は避けたいとのご希望があり、目立たないマウスピースで改善することができました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
QBefore
After
ガタつき
- 40代女性
- 主訴:ガタつき
- 矯正方法:マウスピースの抜歯矯正
- 治療期間:11ヶ月
- 治療費:935,000円
- その他ご要望:差し歯があるが矯正できるか、かぶせ物が多いので矯正に影響ないか、金属アレルギーあり。
- 詳しくはこちら
-
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After
ご相談内容 ガタつきが気になると40代女性からのご相談 現状と治療方針 ガタつきが見られます。特に下の前歯の右側の2番目の歯は完全に並ぶスペースがありません。そのため、下の歯を1本抜歯して治療を行いました。 治療結果 ガタつきを11ヶ月で改善することができました。 振り返り 今回の患者様はガタつきが強く、顎のスペースに対して歯が並ぶスペースが不足していたため、片側の抜歯矯正を行いました。上の前歯2本が差し歯のため、歯が動くのか心配されていましたが問題なく動いています。また、かぶせ物が多いことも矯正に影響がないか気にされていましたが、こちらも問題なく治療は順調に進みました。金属アレルギーでしたがマウスピースのため問題なく矯正することができました。 リスク・副作用 マウスピースの装着時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかり、場合によっては治療がうまく進まない可能性があります。
Q
カウンセリング
無料でここまでしてくれるの!?

早く終わるインビザライン矯正を
もっと早く

当日に検査結果がわかる
精密検査の結果は当日にわかります。初めての来院でも、その日のうちにご自身の現状、症状のレベル、治療方針、期間、料金を知ることができます。

マウスピースが早く受け取れる
初めての来院から最短2~3週間でマウスピースを受け取れます。インビザライン社認定医だからマウスピースの製造も優先的に行われます。

早く矯正を始められる
1日でも早く矯正を終わらせたいという患者さまの声に応え、渋谷東京矯正歯科ではマウスピースも最速でご用意します。マウスピースを受け取って矯正をスタートするまでに約2ヶ月ほどかかることが一般的ですが、当院では最短3週間でマウスピースをご用意し、矯正をスタートさせることが可能です。






後悔することが無いように
全力を尽くすことをお約束します!
歯並びを治すことのみをみた結果です
歯並びだけでなく、『顔』『嚙み合わせ』『歯茎』『骨』『歯』の状態を全て精査し治療計画を提案します。矯正治療後も後戻りが最小限となる良い口の環境を作ります。
『思ったのと違う』を無くす
治療後のイメージの共有!
矯正後の『歯並びの変化』と『顔の変化』のシミュレーションを準備します!




どんな先生?
院長 片山将の紹介!
片山 将
『初めまして、片山将と言います。渋谷東京矯正歯科で矯正治療を受けて良かったと思っていただけるよう日々研鑽を積んでいます。ご相談お待ちしてます。』

技術力の違いによって
『治療期間』と『仕上がり』が変わる
Point



矯正専門
矯正でお困りの方は専門歯科の当院へお気軽にご相談ください。患者さまの症状に最も適した矯正治療をご提案します。

インビザライン社認定医
多くの臨床経験と実績を誇るインビザライン社の認定医が、精度の高い診断・治療計画を作成。あらゆる症状をマウスピースで改善します。

年間100症例以上
難症例を理由に他院で治療を断られてしまった方、外科的手術を提案された方もご相談ください。

当院は東京大学医学部附属病院との医療連携医院に登録されています。マウスピース、ワイヤー問わず、他院にて矯正治療中でお困りの方、難症例などで他院にお断りされた患者様も安心して私ども専門医療チームにご相談ください。

今日では多くの歯科医院でインビザライン矯正が導入され、気軽に矯正治療を受けることができますが、事前にリスクの説明がなされなかったために、思うような結果が得られず転院を余儀なくされる方や、トラブルに遭われる方、治療期間が延びて中々治療が終わらない方も少なくありません。当院では治療で起こり得るリスクを事前にご説明しご納得いただいた上で治療をスタートします。安心して矯正を進めていただける環境が第一と考えております。

インビザライン矯正なら間に合う

結婚式や就活までに
終わらせる方法も
結婚式や就職活動、新社会人や転職など、大切なイベントに間に合わせる治療計画を作成します。

遠方や途中の引っ越しを
控えている方も
遠方の方や、引っ越しや転勤など、途中で通えなくなる可能性がある方も、矯正を最後まで継続できる環境をご用意しています。

細かいご要望もお伺いします
時間的な制約がある方や、お仕事が忙しくて歯医者に通えない方に最適な部分矯正。いつまでに矯正を終わらせたいなどの、細かいご要望にもお応えできる治療計画を作成します。




細かいこだわりや制約がある方も
インビザライン矯正なら対応できます
- お仕事柄、様々な制約がある方のインビザライン矯正
- 時間的な制約がある方のインビザライン矯正
- 通院ができない方のインビザライン矯正

インビザライン矯正後のサポートも充実

追加でマウスピースを作成できる
プランの規定に則って矯正後も追加でマウスピースの作成ができるので、満足いくまで歯並びや噛み合わせを調整することができます。

リテーナーがいつでも作れる
院内で作成可能なリテーナーをいつでも即日でお受け取りいただけます。矯正後にリテーナーの作り直しができずに後戻りしてしまう心配もありません。

再矯正もできる
他院で矯正された方やリテーナーを使用できずに後戻りしてしまった場合など、短期間、低価格で再矯正することも可能です。

矯正後のサポートが保証されています
同じインビザライン矯正でも、矯正後のサポート内容はクリニックによって大きく異なります。通院した歯科に矯正後のサポートがなくお困りの方は少なくありません。全ての患者さまに安心のサポートが完備されているのも、専門歯科の大きなメリットです。

矯正後のサポート内容は
クリニックによって異なります
多くの方にとって矯正治療は初めての経験。それ故に、矯正後のサポート内容についての十分な説明がないまま治療を進めてしまい、矯正後に対応してくれる歯科医院が見つからない、想定外の追加費用がかかったなどでお困りの方も少なくありません。専門歯科の安心のサポート内容をご確認ください。
- 気になる箇所を満足いくまで調整できる?
- 歯並びはもちろん噛み合わせまで最後まで診てくれる?
- リテーナーは付いている?
- いつでもリテーナーの再作成ができる?
- 追加費用はかかる?
トータルフィー制度
治療費の不透明さを無くす制度!
矯正治療費以外の 追加費用¥0

シンプルな料金体系

矯正スタートまで費用¥0
カウンセリング、検査費、シミュレーション作成など、矯正を検討中における諸費用は一切かかりません。最終的に矯正をされない場合もご請求はありません。

追加料金なし
通院費、調整料など、最初にご提示する矯正プラン料金以外にかかる費用はありません。矯正後のリテーナーも無料でご用意しています。

分割払い
頭金のいらない分割払いもご利用いただけるため、最初にまとまった費用を用意しなくても矯正を始めることが可能です。
安心のトータルフィー制度
より安心してマウスピース矯正を受けていただけるよう、当院ではトータルフィー制度(総額制)を採用しています。
検査費用、調整料、保定装置代全て込の金額を最初にご提示させていただきます。ご提示後に追加で費用がかかることはございません。
全ての費用を含んだ金額をご提示

検査費用

調整料

保定装置代
すべて込みで
部分矯正
気になる前歯の治療
分割 ¥3,300/月
(一括払い)¥275,000
治療期間目安 1.5~3ヶ月
分割 ¥3,800/月
(一括払い)¥385,000
治療期間目安 3~6ヶ月
分割 ¥4,600/月
(一括払い)¥495,000
治療期間目安 6~12ヶ月
全体矯正
見た目も嚙み合わせもしっかりの治療
分割 ¥6,800/月
(一括払い)¥715,000
治療期間目安 10~18ヶ月
分割 ¥7,400/月
(一括払い)¥825,000
治療期間目安 1~2年
分割 ¥8,800/月
(一括払い)¥935,000
治療期間目安 1.5~2.5年
支払い方法
月々の分割払いに対応!
分割払いにも対応しています
月々 3,000円~
※ 治療費275,000円のマウスピース矯正を分割払いでお支払いいただく場合の例となります。

一年間に自分または家族が10万円(総所得が200万未満の場合はその5%)以上医療費等を支払った場合は最大200万円分の税金が控除され減税または還付金が返還されます。1年間(1月1日~12月31日)の医療費が10万円を超えた金額の一部が税金軽減に。
ご自身・ご家族が1年間の医療費合計100万円を支払った場合の例
総所得 | 所得税率・住民税率 | 還元・減税される金額 | 実際の負担額 |
---|---|---|---|
300万円の方 | 10%・10% | 18万円 | 82万円 |
500万円の方 | 20%・10% | 27万円 | 73万円 |
800万円の方 | 30%・10% | 29万7千円 | 70万3千円 |
クリニック情報
タワーレコード近く!



渋谷なら通える

渋谷駅3分

夜19:30まで

土曜も診療

オンラインも対応







スクランブル交差点を斜め右前方(TSUTAYAの右手)へ。タワーレコードまで直進します。

タワーレコードの交差点に着くと前方にニトリが見えます。ニトリ沿いの歩道に信号を渡ってください。

信号を渡って3軒目のビル1階に「オオギ薬局」があります。このビルの3階にございます。
相談カウンセリング、精密検査、診断、シミュレーションの作成から確認まで費用はかかりません。検査結果が当日わかる即日診断も実施しており、シミュレーションを見てから検討していただけます。

相談カウンセリング
精密検査
診断シミュレーション
初回の検査からマウスピースの受け取りまでは、2ヶ月ほど時間を要することが一般的ですが、当院では最短2週間でお受け取りいただけます。マウスピース矯正に特化しているからこそできる待ち時間の短縮で、矯正の課題であった「マウスピース作成から受け取りまでの待ち時間」を解消し、矯正を「早く始めて、早く終わらせる」ための環境を整備しています。

ご検討期間
お支払い/マウスピース発注
矯正スタート
当院の通院回数は、4ヶ月に1回(抜歯のケースは2ヶ月に1回)ほどです。矯正治療は毎月通わなければならないイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、認定医の治療計画により、通院回数を大幅に減らすことが実現できています。年に数回の通院で矯正できてしまうため、お仕事やプライベートの時間はそのままで綺麗な歯並びを獲得していただけます。

経過観察
ゴール
リテーナー装着/保定期間
- 上の歯と下の歯がくっつかない
-
歯みがき時に気を付けること
歯磨きをするときに、何に気を付けて磨いていますか?ぼーっと磨いていると、意外と磨き残しをしています。意外と歯ブラシがきちんと歯に当たっていないのです。そうするとせっかく磨いているのにもったいないですので、気を付けてもらいたいポイントは、以下の5つです。
①歯ブラシは歯茎に対して斜め45度に当てる
斜め45度に当てることで、歯茎の中の浅い部分も磨くことできます。
②前歯の裏側は掻き出すように磨く
前歯の裏側はくぼんでいます。図のように歯ブラシを当てて磨くだけだと、くぼみや歯と歯茎の境目まで磨くことができないので、図の歯ブラシの白い部分の一番後ろ(かかと)を、歯と歯茎の境目まで持ってきて、赤い矢印のようにくるっと掻き出すように磨くと良いです。
③かみ合わせの面はいろいろな角度から磨く
奥歯のかみ合わせの面は、いろいろな角度から線が入り、溝があります。溝が深かったりすると汚れも落としにくいので、虫歯になりやすいです。ですので、同じ方向から磨いてもほかの角度から入っている溝はある程度しか磨けていません。
そのため、同じ方向からだけでなく、歯ブラシをいろいろな角度から当てしっかりと汚れを落としましょう。
④歯ブラシを動かす大きさは細かく
歯ブラシは大きく動かすと、毛先が歯と歯の間にあまり入らないため、磨けません。なので、小刻みに動かし、歯ブラシの毛先がしっかり歯と歯の間に入るようにしましょう。
⑤奥の歯の裏側を磨くときは、歯ブラシを斜めに挿入
奥の歯の裏側を磨くときに真横に歯ブラシを入れようとすると、前歯に歯ブラシの柄があたってしまってうまく磨けないことがあります。なので、歯が並んでいる状態に対して少し歯ブラシに角度をつけて斜めにお口の中に入れてみてください。そうすると前歯にあたらずに奥の歯の裏側もしっかり磨くことができます。
以上の①~⑤までのポイントを抑えて磨くと、磨き残しが減り、清潔なお口を保つことができるようになります。
<平均寿命と健康寿命>
日本人の平均寿命は男女共に80歳を超えました。何歳まで生きられるか。というよりも、何歳まで健康で生きられるか。ということを重視する人が増えています。お口の健康は全身の健康に関係していることから、メンテナンスをしっかり行い歯を健康な状態に保つことによって、健康寿命は延ばすことができる可能性が高くなります。
健康寿命とは、日常生活に制限のない「健康な期間」のことをいいます。平均寿命と健康寿命の差が小さければ小さいほど、亡くなる直前まで健康なのに対して、その差が大きい人は、日常生活に制限のある「不健康な期間」が長いといえます。しかし、残っている歯が多い人ほど医療費にかかる金額が少ないだけでなく、機能している歯の数が多い人ほど生存率が高いという結果も出ています。日常生活に制限がある「不健康な期間」とは、一般的に寝たきり等で介護が必要になる期間のことをいいます。
<要介護の原因>
要介護になる原因として、次の4つがあります。
①認知症
②脳卒中
③衰弱
④転倒・骨折
これらの4つの原因により、寝たきりになるリスクは高くなります。
<歯の喪失による体への悪影響>
また、歯の喪失などによって体の健康に悪影響を及ぼすこと。
①認知症
②免疫力の低下
③肥満、糖尿病
④脳血管疾患
⑤残存歯への影響による悪化
⑥胃への負担
⑦口腔内乾燥症(ドライマウス)
<反対咬合と開咬の8020運動達成者>
反対咬合と開咬の症状の方は8020運動達成者0名でした。
上下顎前歯の前後的位置関係合計52名上顎前突 OJ 4mm以上8名 15.4%正常 OJ 0~4mm44名 84.6%反対咬合 OJ 0mm以下0名 0%上下顎前歯の上下的位置関係合計52名過蓋咬合 OB 4mm以下7名 13.5%正常 OB 0~4mm45名 86.5%開咬 OB 0mm以上0名 0%
ご紹介した健康トラブルは、メンテナンスで残された歯を守ることによって回避することが可能な場合があります。定期的な歯のクリーニングを心がけましょう。
<舌苔とは>
お口の中には、食べかすなどによってついた汚れがあります。歯に付着した汚れは歯磨きで落とせますが、舌の汚れまでは落とせません。舌の表面には、食べかすや細菌、はがれた粘膜の集合体によって『舌苔』というものができます。舌苔は舌についた垢のようなものです。
<舌苔の影響>
舌苔や舌に汚れが付いた状態だと、せっかく歯磨きできれいにしてもまた歯に汚れが付着してしまう可能性があります。舌苔に含まれる食べかすなどの汚れは、細菌によって分解されて臭いの原因となるガスを発生させます。さらに舌苔などで繁殖した細菌が作り出す、プロテアーゼという酵素はウイルスの表面を変化させて人に感染しやすくしてしまうそうです。
<舌磨きのメリット>
舌苔をきれいにすることで口臭予防や感染リスクを減らす効果があると言われています。
<舌磨きのデメリット>
舌のケアのやり方を間違えてしまうと口臭の悪化や味覚障害につながってしまうデメリットもあります。
<舌磨きの方法>
舌磨き専用のものを使用し、ゴシゴシこすらないことを心がけてください。
<歯の構造>
まず皆さんが目に見えている部分は2つです。
・エナメル質
これは白い歯の部分です。一番固い部分と言われています。
・歯肉(歯茎)
健康的な色はピンク色です。色が黒い方は血流がよくなかったり、色素沈着をしてしまっている可能性があります。
次に、目には見えない部分も含まれているのが歯周組織です。
①歯肉(歯茎)
②歯を支えている歯槽骨
③食べ物を噛む際、歯にかかる力を吸収・緩和し、歯に加わる力が直接歯槽骨に伝わるのを和らげるクッションの働きをしている歯根膜
④歯根の表面を覆っている組織で、歯と歯槽骨をつなぎとめる役割のセメント質
これらの4つを合わせて歯周組織といいます。
<歯の神経>
歯の神経は、歯髄(しずい)と呼ばれます。
<歯の神経の役割>
歯髄の役割は、①象牙質の形成・栄養供給、②刺激への防御反応です。
①象牙質の形成・栄養供給
神経の中の血管を通じて酸素や水分、栄養分などを象牙質へ運んでくれます。そのため歯は丈夫さを保つことができます。しかし神経がなくなると、栄養分も水分もなくなってしまい脆くなります。歯が脆くなり欠けたり、ひびが入りやすくなったり、歯の色が茶色くなってきて、寿命も短くなります。
②刺激への防御反応
歯の神経は虫歯や知覚過敏などの異常があると、痛い・しみる・熱い・冷たいと教えてくれたり、食事おいしく食べるために必要です。神経がなくなると、痛みを感じなくなるため虫歯になっても自覚症状がないまま進行してしまうことが多いです。
痛みが出たのに放置すると、顎の骨の内部で膿が溜まってしまい歯茎が腫れてしまったり、最悪の場合、歯髄炎になってしまったりするのですぐに歯医者に行きましょう。
<気圧の変化による歯の痛みの原因>
天候や気圧の変化によって、体調を崩す人がいます。何が原因で体調が悪くなったり、歯が痛むことが起こるでしょうか?虫歯があると宇宙飛行士になれないという話もあります・・・。
原因は3つほどあるそうです。
①低気圧による神経への圧迫
②免疫力の低下による悪化
③交感神経が活発に動くことによる痛みの感じやすさ
①低気圧による神経への圧迫
体は外からの圧力と体内から外への押し返す力によってバランスを保っています。低気圧になると体への圧力が弱くなるため、体 の内側から外へ押し出す力が大きくなります。歯の中には神経などが通る歯髄腔という空洞があり、鼻の横には上顎洞という空洞があります。低気圧によって体の中にある空洞や管が膨らみ、周囲にある神経や血管を圧迫することで痛みを感じてしまいます。
②免疫力の低下による悪化
体力が落ちていたり疲れがたまっていると、免疫細胞の菌への抵抗力が低くなります。歯周病菌で考えると、元気な時はお口の中の抵抗力は高いのですが、体が疲れていると力も弱まります。気温や気圧の変化によって、体が体内環境の調節をし始めるとそれだけで体力は減っていきます。体力とともに免疫力・抵抗力も減ってしまうと歯周病菌が活発に活動できるようになり、落ち着いていた症状が急に悪化するということが起きます。
③交感神経が活発に動くことによる痛みの感じやすさ
体の必要な体温調節をするのは、交感神経です。交感神経の機能が活発になると、交感神経が緊張・興奮し、血圧の上昇、心拍数や呼吸数の増加につながります。それらの体の危険を察知して痛みを感じる機能が敏感になるそうです。
体の原理を理解することで、低気圧と分かっている日の近くで歯医者を予約したりもできます。
<歯科と金属アレルギー>
金属アレルギーがあるけど、歯医者の治療は大丈夫かな?と不安になられている方がいらっしゃると思います。アレルギーの原因物質は、血液の循環によって全身に回るため様々な部分に症状が出ます。そのため虫歯の治療で使われる銀歯など、金属を口の中に入れることで顔や全身にアレルギー症状を発症してしまう方もおられます。
<歯科と金属アレルギーの症状>
お口の中の症状で多いのは、
・口内炎
・歯肉炎
・舌炎など
人によっては口の周りや背中、手や足、全身の皮膚に湿疹などの炎症が現れることもあります。数年後に発症する方もいます。
<金属アレルギーの原因>
金属自体がアレルギーを引き起こしているわけではなくて、金属から溶け出した物質が体内に吸収されることが原因とされています。また、アレルギーの原因となる金属は、現在も銀歯などに使用されているバラジウム合金が多いと言われていますが、人によって異なるため検査が必要になります。また、様々な要因が重なることで、突然アレルギー反応が出てしまうこともあります。
<金属アレルギーの検査>
まずアレルギーの有無、アレルギーの種類の特定をしなければいけません。パッチテストというものがあります。何らかの理由でできない場合は血液検査を行うこともあります。アレルギーの有無や種類の特定ができたら、そういった材質を避けた被せ物の提案や治療が可能となります。不安を取り除くことで、安心して治療を受けることが可能になります。
<正しい舌の位置>
みなさん正しい舌の位置があることをご存じですか?歯磨きの仕方などを教えてもらうことはあっても、なかなか舌の正しい位置を教えてもらうことはないと思います。
舌は通常このように上顎についた状態が正しい位置になります。
ポイントとしては、
①舌の先が上の前歯の少し後ろの位置についている(上顎のスポットという位置)
②舌が上の前歯に当たっていない
ご自身の舌の位置はどうでしょうか?
<舌の癖>
当てはまらなかった方は、ご自身の舌の癖で歯並びに影響を及ぼしている可能性があります。
・突出癖
舌を無意識のうちに、嚥下時、発音時などに前の方に突出させる癖です。舌が前歯を押してしまうことで、出っ歯(上顎前突) や 交叉咬合(上下の歯のかみ合わせのズレ)、開口(奥歯で噛んだ時、前歯が開いている状態)の原因になります。
・低位舌
安静時に舌が下顎の方に落ちている状態です。舌が下がると気道が狭くなったり、塞いでしまうことがあるため、いびきをかきやすくなったりします。舌には上顎の成長を促す役割もあります。舌が下顎にある場合、上顎の成長が十分にできず、狭い歯列によって、叢生(前後した歯並び)や、舌が下顎を押すため、すきっ歯(空隙歯列) や 受け口(反対咬合)の原因となります。
最初は意識をして舌を上顎につけていきましょう。
<味覚障害の原因>
味覚障害は、味覚のセンサーになっている、味蕾(みらい)の状態によって起こります。
唾液量の低下によって口腔内が乾燥し、流動性が悪化することで、味蕾に味の物質が届かないこと。また口内炎、口腔粘膜疾患、口腔カンジダ症、舌炎などによって、味蕾が傷ついて壊れてしまう事で起こります。そして栄養障害や亜鉛不足、鉄不足によっては、味蕾の再生が起こらなくなってしまいます。
<年齢を重ねると>
特に高齢者の味覚障害では、唾液量の低下が多くみられています。味覚の感受性が低下することが多いのですが、主な要因の一つは、慢性疾患の治療のために服用する薬剤です。味覚障害の副作用をもつ薬剤の種類はたくさんあり、ペニシリン、抗甲状腺薬、降圧利尿薬などが代表的なものになります。唾液の分泌低下によって口腔内の炎症や舌苔が起こりやすくなり、味覚機能も障害を受けることになります。
うま味が感じられないだけでなく、全ての食べ物の味が美味しく感じられなくなり、食欲低下、それに伴い体重減少に繋がることが多いと言われています。しかし治療や口腔ケアを行い、口腔内状態を改善すると、味覚機能が回復して食事を楽しめるようになる場合も多いです。毎日の食事を楽しいものにするためだと、治療や口腔ケアも頑張れます。
<「歯に信頼」マークとは>
「歯に信頼」マークを見たことはありますか?
これは、歯が傘をさして酸から歯を守っているマークです。厳しい製品のテストを通過した商品に使われています。製品のテストとは、国際トゥースフレンドリー協会が指定する試験機関で行われて、その製品を食べてから30分以内に歯垢のpHを5.7より下に下がるかどうかを調べるものです。
<テストを通過した商品>
虫歯になる1番の原因は、歯垢の中に含まれている酸によって歯が溶かされていくことです。歯はpH5.5以下になると溶け出しますが、国際トゥースフレンドリー協会ではpH5.7というph5.5よりも少し高めの値を設定して、この値よりも下がらなければ「歯に信頼」マークをつけることができます。
お菓子で砂糖を使ってないけど、歯垢のpHを下げてしまう甘味料を使っているものがあります。そのためこのテストでは、原料の一部に虫歯予防効果があるかどうかではなく、その商品全体を評価しているものになります。
「歯に信頼」マークがついているものを多めに摂っているからといって、歯磨きを適当に済ませても大丈夫というわけではないですが、「歯に信頼」マークがあると安心です。
<花粉症と口>
暖かくなって来るのと同時に、花粉症の季節です。花粉症は鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどが症状になります。
鼻水や鼻づまりによって、鼻呼吸がしづらくなり、口呼吸をすることが多くなりがちです。そうすると口の中が乾燥しやすくなります。また、花粉症の薬の中には、副作用として唾液の分泌を抑えるものがあり、その副作用で唾液の量が減少してしまい、さらに乾燥しやすい状態になるようです。
口が乾燥している状態が続くと、唾液による洗浄作用が悪くなり、汚れが歯に残りやすくなります。また、抗菌作用が低下し、口の中で細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因になったり、虫歯や歯周病になりやすい状態になります。寒い時期は乾燥をしやすいので加湿器をつけたり、マスクも効果的です。また、日頃の食事ではよく噛む事で唾液が出やすくなるので、よく噛むようにすること、水分補給や鼻呼吸に気をつけて生活をしましょう。
<歯のくっつき方による種類>
①癒着歯
→2つの歯胚が歯根のセメント質という部分でつながっているもの
②癒合歯
→2つの歯胚が象牙質という部分でつながっている歯。神経がつながっている場合もあります。
③双生歯
→元々1つだった歯胚が2つに分かれた歯になります。
見た目が3つとも似ています。癒合歯などは、溝やくびれがあるので歯磨きの際に汚れが残りやすく虫歯になりやすいです。歯医者で定期的に状態を確認しましょう。
<癒合歯>
癒合歯とは、1つ1つ生えてくる歯がくっついた状態で生えている歯のことです。癒合歯は乳歯に多く見られます。特に、下の前歯(A,B,C)が癒合していることが多いです。
また、癒合歯の位置の永久歯が欠損している場合もあります。癒合歯はこれをしたらなるというものではありません。先天的なものになります。はっきりとした原因はまだ分かっていません。
<スリーインサイザー>
歯の数が生まれながらにして少ない人がいらっしゃいます。この先天的な欠損は「先天欠如歯」と呼ばれ、実は多くの方に見られます。中でも下顎の前歯が1本少ない人の割合が高く、通常では前歯は4本ですが、3本の状態です。この場合を歯科矯正学では、スリー・インサイザーとよく表現されます。
スリーインサイザーの特徴は、上下の前歯が前後的に離れて噛み合っていない場合が多く、噛み合っていないことから、噛み合わせが深くなっていることもあります。
また、前歯は噛み合っているけど、上の歯の重なりが大きく、前歯が舌側に傾斜している場合や、下の奥の歯2本が、前の方に位置している場合もあります。ご自身のお口の中でも言われるまで、意外と知らなかったという方が多いです。