渋谷 矯正 田園都市線で矯正治療
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東急田園都市線の基本情報
東急田園都市線は渋谷駅を起点とし、終点の中央林間駅(神奈川県大和市)まで全長31.5kmを結ぶ全27駅の路線。
途中、三軒茶屋駅や二子玉川駅などを通り、多摩川を越え、溝の口駅やたまプラーザ駅、2019年に駅名が改称された南町田グランベリーパーク駅などを経由する。
溝の口駅~二子玉川駅間は東急大井町線との並走区間となっており、自由が丘や大井町などへ通じている。一部時間帯には田園都市線から大井町線への直通電車も走っている。
田園都市線は都心へのアクセスが良好
田園都市線は神奈川県の中央林間駅から、東京都の渋谷駅までを繋ぐ東急電鉄の路線です。
中央林間駅から渋谷駅までは約38分と、距離の割には短時間でアクセスできます。
渋谷駅と言えば、山手線や銀座線、副都心線といった主要路線を網羅する都心のハブ駅。
渋谷駅まで出ればさまざまなエリアへとアクセスできるため、神奈川方面から都心へアクセスする多くの人が田園都市線を利用しています。
都心にある学校や会社への通勤・通学にも便利な路線です。
急行停車駅は、渋谷駅・三軒茶屋駅・二子玉川駅・溝の口駅・鷺沼駅・たまプラーザ駅・あざみ野駅・青葉台駅・長津田駅・南町田グランベリーパーク駅・中央林間駅の11駅。
準急は急行停車駅に加え、渋谷駅から二子玉川駅までの各駅と、長津田駅から中央林間駅までの各駅に停車する。
渋谷駅から先は東京メトロ半蔵門線と相互直通運転を行っており、表参道駅、永田町駅、大手町駅などへ乗り換えなしでアクセス可能。押上駅から先は、更に東武スカイツリーラインと直通している。
田園都市線上には住みやすいエリアが多い
都心方面へのアクセスが便利な田園都市線ですが、実は沿線上には住みやすいエリアが多数存在します。
再開発が行われた二子玉川駅周辺や、商業施設が充実しているたまプラーザ駅周辺など、魅力的でかつ暮らしの利便性が高いエリアがたくさんあるのが何よりの魅力。
神奈川寄りのエリアを選べば家賃相場も比較的安く、幅広い世帯の人々が田園都市線上のエリアで暮らしています。
田園都市線は街の活性化事業にも力を入れている
田園都市線を運営する東急電鉄は、行政や地域の人々と連携し、沿線の街の活性化事業に力を入れています。
代表的な事業としては、渋谷を世界一の街にすることを目指した「SHIBUYA+FUN PROJECT」や、たまプラーザをより住みやすい街にするための「次世代郊外まちづくり」など。
それぞれのエリアが抱える課題解決にも注力しており、田園都市線の沿線上の街は今後ますます住みやすくなっていくと期待されています。
沿線風景
田園都市線は全体として勾配の多い路線であるが、掘割、隧道を多用しているため曲線は緩く、線形は比較的よい。また、1989年に田奈駅 – 長津田駅間の田奈1号踏切が廃止されたことで、東急で唯一営業区間には踏切が一つも存在しない路線となっている。地上区間は急なカーブのある二子玉川駅東側 – 高津駅間、梶が谷駅と江田駅、鷺沼駅の西側および長津田駅の前後は徐行するものの、それ以外はほとんどの区間を100km/hで走行し、さらに藤が丘駅前後とつくし野駅以西は最高速度の110km/hで走行する。また、地下区間は最高90km/hで、急なカーブのある桜新町駅東側と渋谷駅西側はおおむね65km/h、および通過線の設けられていない池尻大橋駅、三軒茶屋駅、駒沢大学駅、用賀駅の各駅は75km/hで走行する。
渋谷 – 二子玉川間
渋谷駅から二子玉川駅の手前までは武蔵野台地の地下を走る。この区間はかつて新玉川線という名称であった。また、同線の開業前は路面電車である玉川線が1969年まで運行されていたが、その敷地は田園都市線と首都高速3号渋谷線の建設用地に利用されている。
渋谷駅はJR線の駅の北側に建設され、道玄坂の下からは国道246号(玉川通り)と首都高速3号線の直下を進む。三軒茶屋駅ではかつての玉川線の支線だった世田谷線が接続するが、田園都市線は地下を走っているためにその姿は確認できない。 駒沢大学駅の先(西側)からは玉川通り旧道に沿って、玉川通りや首都高速の北側に迂回する。新玉川線内において急行列車は地下駅のプラットホームを通過するが、桜新町駅付近は上下2段構造であり、桜新町駅ではプラットホームと壁で仕切られた通過線を走行するため、急行列車の乗客は桜新町駅の姿をほぼ見ることなく同駅を通過する。用賀駅を過ぎ、環八通り・玉川通りが交差する瀬田交差点の直下で玉川通りのアンダーパス下を横切って南側(東側)に抜け、間もなく国分寺崖線を出口として行善寺坂付近で地上に出る。その後大井町線上り線をくぐり、二子玉川駅に進入する。
二子玉川 – 溝の口間
二子玉川駅のプラットホームは南側(先頭車両寄り)で多摩川の橋梁上にかかり、かつては併用軌道橋だった二子橋を右側(西側)に見ながら同川を渡る。渡ったすぐ先に二子新地駅があり、ここから溝の口駅までは多摩川の氾濫原を高架で進む。この区間の両側は二子から溝口にかけて比較的古くからの住宅地を貫いている。
この区間は1927年(昭和2年)に玉川電気鉄道溝ノ口線(軌道線)として開業し、後に東急玉川線、大井町線、田園都市線と改称・再編、東急大井町線の延伸などを経た。この間、高架化(1966年)・複々線化(2009年完成)などが実施されたものの、軌道敷(溝の口駅付近を除く)と中間駅は開業時より現在まで引き継がれている。
溝の口 – 長津田間
溝の口駅の南側にあるトンネルを皮切りに、起伏の多い多摩丘陵を貫通する。カーブ、トンネル、切り通しあるいは高架が連続し、地表を直線的に進む区間は少ない。列車から見ると、列車と地表の位置関係は目まぐるしく上下に変化しているように見える。この区間の沿線は田園都市線とともに建設された多摩田園都市地域にあたり、沿線は比較的新しいニュータウンの住宅地が広がっている。車窓の両側には丘という丘に住宅が建設されているのが見えるが、公園や街路樹が多いため、建てられている住宅の数の割に緑を比較的多く感じることができる。
鷺沼駅の手前(北東側)には東京地下鉄の鷺沼車両基地が設けられている。同駅からたまプラーザ駅の間でくぐる小さなトンネルが川崎市と横浜市の市境となり、そのすぐ先で東名高速道路が田園都市線の上を通る。首都高速3号渋谷線に接続する東名高速は田園都市線の沿線に沿って建設され、江田駅では駅の出入口のすぐ前を同高速が通り、市が尾駅と藤が丘駅の間では、同高速および首都高速神奈川7号横浜北西線と国道246号を結ぶ横浜青葉IC/出入口のランプウェイが田園都市線をまたいで建設されている。
田奈駅のすぐ先で鶴見川水系の恩田川を越えると周囲は平坦になり、宿場町として古くからの街並みも残る長津田地区に入る。左側にJR横浜線が近づくと長津田駅に到着する。同駅では右側へ東急こどもの国線(東急が横浜高速鉄道から運営を受託、同線内には東急および横浜高速鉄道の車両整備等を行う長津田車両工場がある)が分離する。田奈駅・長津田駅の駅勢圏は東急の「多摩田園都市」エリアではないため東急による開発は行われていない。このためこの2駅間の沿線風景は、当線の沿線風景としては異質となっている。
この溝の口駅から長津田駅までの区間が、1966年に「田園都市線」として新規開業した、いわば1期区間である。
長津田 – 中央林間間
長津田駅の先(西側)で横浜線をオーバークロスし、相模原台地を高架やトンネルで抜ける区間になる。横浜線のオーバークロス地点の少し先で横浜市から東京都町田市となり、駅の手前で国道16号(大和バイパス)の下をくぐる南町田グランベリーパーク駅とつきみ野駅の間にある境川で神奈川県大和市に入る。つきみ野駅を出て住宅地の中を進むとやがて地下線に入り、終点の中央林間駅へ到着する。中央林間駅は小田急江ノ島線の南東側に設置されている。
長津田までは上記の通りに1966年に開通したが、その先はつくし野駅(1968年)、すずかけ台駅(1972年)、つきみ野駅(1976年)と徐々に西方へ路線が延伸され、1984年4月9日に中央林間駅までの全線が開業した。
田園都市線上で住みたい町ランキング
たまプラーザ
魅力的な駅がたくさんある田園都市線ですが、その中でも特に住みたいのが、たまプラーザ駅周辺です!
再開発プロジェクト「次世代郊外まちづくり」により、年々住みやすさはアップ。
たまプラーザ駅周辺は商業施設や繁華街で賑わいながらも、決して人が多過ぎず、オシャレで上品な雰囲気を醸し出しています。
加えて街全体で適度に緑が多い点も、たまプラーザ駅周辺の魅力の1つです。
渋谷駅までは特急で約20分と、都心へのアクセスも良好。
利便性と雰囲気、どちらをとっても魅力的なエリアです。
青葉台
住みたい町ランキング第2位は、渋谷駅まで特急で約27分と、都心から程よい距離にある青葉台。
田園都市線の沿線上では比較的家賃の相場が安く、経済的に住みやすいエリアでもあります。
街全体は綺麗で落ち着いた雰囲気。
駅に大型の商業施設が隣接しているため、暮らしで不便することもありません。
都心へ通勤・通学する人にもおすすめできるエリアです。
溝の口
神奈川県川崎市高津区にある溝の口(みぞのくち)駅。田園都市線のほか、東急大井町線、JR南武線が乗り入れている。
溝の口駅~二子玉川駅の区間は田園都市線と大井町線の並走区間となっている。大井町線では始発駅にあたり、自由が丘や大井町方面へ座って通勤が可能。
東急線東口からデッキを渡った先にはJR南武線・武蔵溝ノ口駅がある。立川駅や登戸駅、武蔵小杉駅、川崎駅などへアクセス可能だ。
近隣にある二子玉川や武蔵小杉と比べ、溝の口の知名度はそこまで高くない。しかし、渋谷まで急行で15分とアクセス抜群、実は買い物にも便利な穴場の街なのだ。
溝の口駅には田園都市線以外にも、南武線と大井町線が停車します。
渋谷方面だけでなく、立川や大井町方面へもアクセスできる、交通面に優れたエリアです。
駅周辺には大型商業施設がありつつも、昔ながらの商店街が今も活気を保っており、暮らしの利便性もばっちり。
家族暮らしと一人暮らしのどちらにもおすすめです。
東急の溝の口駅とJR武蔵溝ノ口駅を繋ぐコンコースには「キラリデッキ」という名前がつけられている。その名の通り、冬季には毎年イルミネーションも実施されている。
地上に降りると、デッキの下に広大なバスターミナルがある。新横浜駅へのバスも出ているため、新幹線をよく利用する人にも便利。
駅前には商業施設のマルイやNOCTY(ノクティプラザ)があり、ファッションやコスメ、雑貨などショッピングが楽しめるほか、家族連れや地元の学生に人気のフードコートも充実している。
スーパーは溝の口駅直結の東急ストアをはじめ、マルエツやイトーヨーカドー、地元密着型の「十字屋」など複数あり買い物には困らない。ディスカウントストアのドン・キホーテもある。
駅から徒歩6分の位置には高津区役所がある。またショッピングモールのNOCTY内にも行政サービスコーナーがあり、住民票などは対応可能となっている。
東急田園都市線「溝の口駅」周辺のおすすめスポット
溝の口駅周辺は飲食店が多い。
マルイやノクティがある東口側には駅前商店会のポレポレ通りがあり、バルや食堂、居酒屋など個性あふれる店が軒を連ねる。
一方、南武線の線路沿いにある「溝の口西口商店街」には、昭和の情緒が残る立ち飲み屋や大衆酒場が残る。吞兵衛にはたまらないエリアといえます。
安くて旨い飲み屋から女子会で使いたいイタリアン、家族で入れるレストランまで幅広いお店がある溝の口。近所に住んだら、ぜひ行きつけの店を見つけてください。
鷺沼
鷺沼は渋谷駅まで約19分の場所に位置する便利なベッドタウンです。
大きな商業施設や繁華街がなく、閑静な住宅街が広がっているのが特徴。
夜も比較的静かで、治安も良好です。
静かに暮らしたいという人や、治安面を心配する女性にもぴったりですね。
中央林間
田園都市線の始発駅でもある中央林間駅。
渋谷駅までは約38分と少し離れているものの、何よりの魅力は始発駅であるがために電車の座席を確保しやすいということ。
ラッシュ時は混雑しがちな田園都市線ですが、都心まで快適に通勤・通学できます。
暮らしの利便性についても、大型商業施設が駅に隣接しているため問題なし。
家賃相場も安く、田園都市線上の穴場的なエリアですね。
渋谷駅
東急田園都市線の起点。駅番号は「DT01」。東急東横線、東京メトロ半蔵門線・副都心線と改札を出ずに乗り換え可能。改札外乗り換えでは、東京メトロ銀座線、京王井の頭線、JR山手線、埼京線などが利用できる。
田園都市線の代表的な駅と言えば、やはり渋谷駅ですね!
商業施設や飲食店が多数点在し、1日中滞在しても楽しめる街です。
また渋谷駅は現在、再開発の真っ最中であり、「渋谷ヒカリエ」を始めとするさまざまな複合施設が続々とオープンしています。
これからの発展にも期待したい街です。
三軒茶屋駅
三軒茶屋(さんげんぢゃや)駅は世田谷区に位置する。駅番号は、田園都市線では「DT03」。乗降人員数は142,028人(2019年度1日平均)で、田園都市線内では渋谷駅、溝の口駅に次いで3番目に多い。
田園都市線のほか、東急線唯一の軌道線(路面電車)である東急世田谷線も乗り入れている。
田園都市線のホームは地下2階、世田谷線のホームは地上1階部にあるが、乗り換えの際には一旦改札を出て3分ほど歩く必要があります。
三軒茶屋という地名は、江戸時代にお参りに行く人々の休憩の場として、実際に三軒の茶屋があったことに由来するという。現在では、住みたい街ランキングの上位に入ることが多く、略して「三茶(さんちゃ)」の愛称で親しまれている。
都心部に位置しながら、昭和のレトロな雰囲気も残しているのが三軒茶屋駅周辺。
昔ながらの飲食店も多く、歩きながら眺めているだけでも楽しめます。
また三軒茶屋駅周辺には芸能人や著名人が住んでいるという噂もよく聞きますね。
気取らないオシャレさと昔ながらの雰囲気が魅力のエリアです。
おしゃれな飲食店や商業施設が数多く立ち並ぶ街として人気がある一方で、下町のような雰囲気を残しており、多くの世代から人気を集めている街と言えます。中でもクオリティの高い個人店が数多くあるため、外食が好きな方には嬉しい街だと言えます。
若者に人気の三軒茶屋エリア。周辺はおしゃれなカフェやバル、リーズナブルな立ち飲み居酒屋など個性あふれる飲食店がひしめき合っている。主要道路である玉川通り、世田谷通り以外の路地裏にも仲見世商店街があり、とても活気のある街だと感じられます。
三軒茶屋のシンボルとなっているのは、高さ124mのキャロットタワーである。
三軒茶屋駅とは地下通路で直結している。タワー内には、誰でも自由に入れる最上階の26階にある展望ロビーや、住民票・印鑑証明発行窓口など世田谷区の行政窓口があります。
また1階部にはスーパーマーケットの東急ストアがあり、帰りが遅くなった日にも買い物ができて便利です。
東急田園都市線「三軒茶屋駅」周辺のおすすめスポット
多くの飲食店が並ぶグルメな街として人気の三軒茶屋駅。特に、下北沢駅との間を結ぶ茶沢通り沿いはおしゃれなカフェやパン屋などが多く、行きつけのお店を探すのも楽しい。
一方、サブカルチャーの発信地でもある三軒茶屋エリアには文化施設も多い。キャロットタワー内には「世田谷パブリックシアター」、世田谷線三軒茶屋駅の隣には小劇場の「シアタートラム」がある。
また、世田谷通りには「まんがの図書館ガリレオ」がある。20年以上の歴史があり、マンガやボードゲームを楽しめるほか、コワーキングスペースとしても利用可能だ。
二子玉川駅
二子玉川(ふたこたまがわ)駅の所在地は世田谷区玉川。駅のすぐそばを多摩川が流れており、対岸は川崎市高津区二子。駅名はこの二つの地名を合わせたものだ。省略して「にこたま」と呼ばれることも多い。
田園都市線のほか、東急大井町線が乗り入れている。いずれも急行が停まる駅であり、乗り換えで利用する人も多い。乗降人員数(2019年度1日平均)は、田園都市線で102,468人、大井町線では60,672人となっている。駅番号は「DT07」。
昔からレジャーやショッピングの街として知られる二子玉川。
1985年まで二子玉川園という遊園地があり、駅名も2000年まで長らく「二子玉川園」であった。
遊園地の跡地は、現在では再開発が完了し大型複合施設「二子玉川ライズ」となった。また多摩川河川敷は遊歩道が整備され、憩いの場となっている。
二子玉川はセレブの街としても有名なエリアですが、駅から離れれば実はお手頃な家賃で住める物件も多いエリアです。
地域再開発の一環として大型商業施設「二子玉川ライズ」が建てられて以降は、ファミリー層からの人気も増えました。
駅前は商業施設が充実している一方、多摩川河川敷へも徒歩圏内であり、都会と自然の両方の雰囲気が味わえます。
二子玉川駅の改札は1ヵ所のみ。西口(改札を出て右側)には再開発事業によって誕生した「二子玉川ライズ」が広がっている。映画館や、アパレル、雑貨店、カフェなどが入ったショッピングセンターの他、オフィスビルやタワーマンション、公園などもあり敷地一体が新しい街となっている。
一方、東口(改札を出て左)には50年以上の歴史を誇る「玉川高島屋S・C」がある。高級ブランド店やブティックが軒を連ねるほか、いわゆる「デパ地下グルメ」も充実。催事場では物産展などさまざまなイベントが開かれる。昔から世田谷マダム御用達のデパートだ。
高島屋の裏手には「柳小路」とよばれる路地があり、昔ながらの飲食店や居酒屋、隠れた名店などがひしめき合っている。
東急田園都市線「二子玉川駅」周辺のおすすめスポット
おすすめはテレビでも多数紹介されている「蔦谷家電」。二子玉川ライズ内にある。
最先端の家電やウェアラブル端末のほか、インテリアや雑貨、本などをコーヒー片手に選ぶことができる。
南東に進むと、広大な芝生のある世田谷区立二子玉川公園がある。子供たちやペット連れの人はもちろん、公園内にスターバックスの店舗もあるため学生や若い世代の姿も多くみられます。
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東横線の概要
東急電鉄が運営する東急東横線は、渋谷〜横浜間の約24kmを結ぶ路線です。高級住宅街として名高い代官山駅や田園調布駅から、飲食店が多く並ぶ中目黒駅や自由が丘駅、そして慶應義塾大学のキャンパスのある日吉駅まで、さまざまな駅を通ります。
東急東横線沿線にはイメージ通り確かにおしゃれなカフェやショップも多いですが、一部の駅前では商店街の盛況により街が活気づき、どことなく下町のような懐かしさ・親しみやすさを感じることもできます。
よって「都内近郊で暮らしたいけれど、都会すぎる場所は苦手」な人や「都内近郊で穏やかに暮らせる街に住みたい」と考えている人にこそ、東急東横線沿線での生活は向いているでしょう。
①渋谷から横浜まで乗り換えなし27分!
あらゆる分野においてトップクラスの影響力のある渋谷・横浜周辺は企業・大学なども多く、毎日たくさんの方が通勤・通学に利用するターミナル駅でもあります。
その主要駅である渋谷・横浜を乗り換えなし27分でアクセスできる利便性は大きなアドバンテージでしょう。それだけの利便性を持ちながら家賃の安い穴場エリアもある注目度の高い沿線です。
②沿線自体にブランド感がある
東急東横線には渋谷・横浜などの主要駅に加え「代官山」「中目黒」「自由が丘」「田園調布」「武蔵小杉」とオシャレな街の代表格といわれるエリアが勢ぞろい。高級住宅街やファッション、絶品グルメ店など街それぞれに特徴があります。オシャレに敏感な方が一度は住んでみたいと憧れる街が多いのが特徴です。
➂お買い物の利便性が高い
東急東横線沿線は商店街が多いことでも知られています。「新丸子駅」「元住吉駅」「日吉駅」「大倉山駅」など多数の駅に活気ある商店街が集まっています。どこか下町風情が漂いつつ、新感覚カフェなどさまざまなジャンルのショップで構成されていて、歩いているだけでも楽しめます。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなども充実しているエリアで、お買い物の利便性は非常に高いといえるでしょう。
東横線の駅一覧
東横線の駅一覧は以下の通りです。
渋谷、代官山、中目黒、祐天寺、学芸大学、都立大学、自由が丘、田園調布、多摩川、新丸子、武蔵小杉、元住吉、日吉、綱島、大倉山、菊名、妙蓮寺、白楽、東白楽、反町、横浜
また、運行の種類と停車駅は以下です。
●特急・通勤特急・急行停車駅:渋谷、中目黒、自由が丘、武蔵小杉、菊名、横浜
●急行・準急停車駅:渋谷、学芸大学、田園調布、多摩川、綱島、横浜
渋谷
2026年まで工事が続き、大きな変化に期待
2012年に東口に開業したヒカリエ。地下に東京メトロ副都心線、東急東横線の渋谷駅がある(クリックで拡大)新宿、池袋と並ぶ首都圏の一大ターミナル渋谷。JR山手線、埼京線に東京メトロ銀座線、同半蔵門線、京王井の頭線、東急東横線、同田園都市線が交差し、国道246号も走る足回りの利便性から、百貨店、家電量販店から様々な業種の店舗、飲食店が並ぶ首都圏有数の繁華街でもあります。地名が示す通り、駅は谷の底にあり、そこから松濤、神山町、桜丘町、南平台といったお屋敷街までは商業エリアとなっており、住宅として考えられるのはところどころに残された古いアパート。ただ、そうした住宅の多くは商業的な利用をされていることが多く、よほど時間をかけて探さないと、渋谷のど真ん中に住むのは難しそう。多少、物件があるのは桜丘町、鶯谷町あたり。言うまでもないことですが、高台のお屋敷も含め、賃料はどこも高めです。
工事が進む渋谷駅東口。写真中央左側に掘り下げられた部分は渋谷川。移設の後、工事するという(クリックで拡大)ところで、渋谷といえば少し前まで東京メトロ副都心線、東急東横線地下化で工事が続いていましたが、現在も2026年度を目指して駅周辺のビルの建設、東京メトロ銀座線、埼京線ホームなどの移設などの工事が行われています。将来的にはJR、国道246号を中心に高層ビルが5棟建設され、渋谷川の整備なども行われるとか。長期に渡って工事が続く不便さはありますが、渋谷駅周辺はもちろん、渋谷をターミナルとする沿線の価値向上につながると思うと、我慢しなくてはいけないのかもしれません。
代官山
若い女性の街から男性、シニアも集まる街へ
代官山のシンボルとも言える旧山手通り沿いのヒルサイドテラスの景観と調和したたたずまい(クリックで拡大)低地の渋谷駅の隣は高台にある街、代官山。雰囲気のある店やレストランなどが多く集まっており、特に女性には絶大な人気があり、女性誌に頻繁に登場する街のひとつでもあります。
単なる書店ではなく、新しい文化、教養の発信地として捉える人もいる代官山蔦屋書店。イベントなども多数開かれている(クリックで拡大)ファッションの街として知られてきた代官山が変化し始めたのは2011年12月に代官山代官山T-SITE内に代官山蔦屋書店がオープンして以降。ここは単なる書店ではなく、書籍にDVD、ビデオ、文具などを販売、レンタルするとともに、カフェ併設、料理やモノづくりなども含めた幅広いイベントを開催するなど、知的好奇心を刺激する空間。置かれている書籍、開かれるイベントには文化、建築、デザイン、社会などを考えるきっかけとなるようなものが多く、それがこれまでの代官山に来ていた人より年代の高い人たちやビジネスマン、クリエイターと呼ばれる人たちを惹きつけ、街の雰囲気を変えつつあります。
住宅という意味では渋谷寄りのエリアでいくつか小規模な物件の供給はあるものの、バブル期以降眠っている土地などもあり、供給の豊富なエリアではありません。分譲では現在、駅近くの、奈良県職員宿舎のあった土地で120戸という、この地域では比較的大きめのマンションが2年後の竣工を目指して工事中ですが、目立つのはそのくらいでしょうか。賃貸ではハイグレードから古い木造アパートまで幅広く揃いますが、渋谷同様、手頃な物件は商業利用も多く、なかなか普通の人が借りるのは難しいようです。
中目黒
桜で有名な目黒川沿い、高台で価格差の大きな街
中目黒駅は渋谷駅から急行で一駅かつ、日比谷線の始発駅ともあって、アクセスの良さから高い人気を誇っています。
駅前には多くの飲食店が並んでいますが小中規模かつ個人経営のお店が多いので、騒がしくない、賑やかで活気のある雰囲気が楽しめますよ。桜の名所として知られる目黒川を辿っていくと、目黒駅付近に出ることも可能です。
中目黒駅のアクセス
・渋谷駅まで東横線急行で4分
・霞ヶ関駅まで日比谷線で15分
中目黒駅は特に電車移動の利便性を重視する働き盛りの人や、外食やおしゃれが好きな人におすすめです。
日比谷線方面に通勤先がある人は、始発を待てば座ることができるのは大きなメリットでしょう。休日も、駅前のお店で食事をとって、帰り道にはカフェで購入したコーヒーを片手に目黒川沿いを歩くといった穏やかな生活が叶います。
長く続く中目黒銀座商店街から再開発で生まれた目黒川沿いのタワーを望む。目黒銀座は庶民的な雰囲気もある商店街(クリックで拡大)ここ数年で全国区レベルの認知度を獲得した街、中目黒。渋谷から2駅、東京メトロ日比谷線の始発駅でもあり、山手通り、駒沢通りも近いというロケーションに加え、目黒川沿いの桜、しゃれたショップ、レストランのイメージが人気を博しているのです。川沿いだけではなく、山手通り沿いや東横線と並行する通りには商店街が広がり、庶民的な雰囲気もあります。駒沢通り沿いには家具や照明器具などを扱う店が増え、第二の目黒通りと呼ぶ人もいるようです。また、区役所、保健所を始め、図書館、郵便局などといった公共施設が集中しているのも生活するには便利です。
桜の季節になると身動きできないほどの人が押し寄せるようになった目黒川(クリックで拡大)住宅は目黒川、駅周辺の低地と、代官山方面、祐天寺方面へ向かう高台で分けて考えるのが現実的。駅周辺などは利便性重視の単身あるいはカップル向けの間取りが多く、古いアパートなども多少は残っています。一方、高台は一戸建てや高額な物件が中心になります。ただ、このエリアは高低差のある場所のため、一部には細い坂道、階段があり、そうした場所は高台でも安め。地形によって価格差が出る場所というわけです。
祐天寺
各駅しか止まらない、都内ののんびり駅
地元では有名な桜の名所、祐天寺。広い境内には歴史を語る建物が点在(クリックで拡大)急行停車駅であり、賑やかな商店街のある中目黒、学芸大学に挟まれた、各駅停車しか止まらない駅、祐天寺は駅のすぐ脇に平屋の一戸建てや、石灯籠が並ぶ造園会社があり、銭湯も多いなど、のんびりした雰囲気があります。駅名の通り、古刹で桜の名所でもある祐天寺がありますが、それ以外の名物といえば、もつ焼き屋さんに電車が運んでくるカレー屋さん程度でしょうか。他の駅に比べると地味な雰囲気があります。
目黒と三軒茶屋をバス路線のちょうど真ん中に位置する祐天寺。両駅へは早ければ10数分(クリックで拡大)ただ、目黒から三軒茶屋をつなぐバス路線の中間に位置し、この駅を最寄りとするエリアは意外に広く、世田谷区、目黒区の区境に近いエリアなど、駅から遠い分、賃料の安めな物件も点在しています。駅周辺は中目黒、恵比寿などの価格上昇に伴って移転してきた店などが増え、こちらはそこそこの賃料。早くから開発自体は進んだ街のため、分譲物件は何年かに一度と希少です。
お隣の中目黒、学芸大学に比すると、かなりコンパクトな商店街(クリックで拡大)商店街もこじんまり、あまり繁華とは言えない祐天寺ですが、それでも駒沢通り沿い以遠などに住宅が増えたせいか、多少、新しい雰囲気の飲食店も増えており、以前よりは若い人にも住みやすくなっています。
学芸大学
活気ある商店街と静かな住宅街が隣り合う
学芸大学といば、オシャレなカフェやインテリアショップもあり、女性に人気のあるエリアです。駅を取り囲むようにスーパーやドラッグストアがひしめき合っていて、まさにお買い物激戦区。さらに「学芸大学西口商店街」と「学芸大学東口商店街」の2つの商店街があり、昔ながらの風情を残しつつ、イタリアンやカフェなどの新しい店舗も共存する絶好のグルメスポットでもあります。
季節ごとにさまざまなイベントが開催されるため、楽しみながら散策できるのもポイント。スタイリッシュだけど親しみやすい、個性のつまった素敵なエリアです。
学芸大学駅の基本情報ー渋谷まで7分!横浜へのおでかけにも便利
東急東横線の学芸大学駅は渋谷まで1本7分の好アクセス。さらに新宿へは1回乗り換えで24分、池袋へは副都心線の直通電車で25分と都心へスムーズにアクセスできます。またみなとみらい線にも直通しているため、みなとみらいや元町・中華街など週末のおでかけスポットへ気軽に行けるのもポイント!
駅構内に深夜1時まで営業する東急ストアがあり、わざわざスーパーまで移動しなくても電車を降りたらすぐにお弁当やおつまみを買って帰れますよ。
学芸大学駅は東急東横線のみであるものの急行が停車し、駅前に学芸大学商店街が広がっているので、利便性に優れています。
加えて駅から徒歩約10分の位置には7階建て(地上7階、地下1階)のイオンスタイル碑文谷、徒歩約17分にはニトリ目黒通り店があるので、家具や家電などの大きな買い物ができる環境でもあります。
学芸大学駅のアクセス
・渋谷駅まで東横線急行で6分
学芸大学駅は静かに暮らしながら街散策を楽しみたい人におすすめです。
駅前の商店街には有名な飲食・薬局チェーンが並んでいるものの、一点に人が集中するようなことはないため、落ち着いて買い物ができます。一本横道に逸れると、個人経営のカフェなどを見つけられることもあるので、週末は街散策が楽しめますよ。
個性的な個人商店が多いのが学芸大学の商店街の特徴(クリックで拡大)駅の東西に商店街が伸び、活気のある街、学芸大学。目黒通り、駒沢通りといった幹線道路から少し入っているため、大型店が入り込む余地がなく、個人商店中心という状況が幸いして、個性的な店が多いのが特徴です。また、祝日を除いてあるいは遅くまで診療しているクリニックがかなりの数があり、それに呼応してドラッグストア、薬局も多く、子ども、高齢者のいる家庭には安心して住める街です。
碑文谷の住宅街では通り沿いの桜並木が有名。トンネル上になり、歩いているだけで幸せな気分になれる(クリックで拡大)駅から東西に走る目黒通り、駒沢通りを越したエリアは駅周辺とは一変、静かな住宅街。西側の世田谷区下馬、東側の目黒区碑文谷ともに低層マンション、一戸建てが中心で、いずれもブランド力のある住宅地。特に碑文谷側は桜並木も有名で、文化人、著名人などの居住も多いとか。駅からは多少距離はありますが、それ以上に住環境が魅力のエリアなのです。
ことに2014年以降は碑文谷エリアでのマンション供給が増加する予定で、すでに建設中の物件もいくつか。1棟ずつはさほど規模の大きなものではありませんが、複数棟の予定があり、これまで供給の少なかった地域であることを考えると、狙い目の年と言えそう。ただし、価格は数千万円以上からになります。
都立大学
桜並木のある緑道が瀟洒な雰囲気を醸し出す
考えてみると、都立大学に限らず、東横線沿線では駅前にロータリーなどのスペースがない駅が少なくない(クリックで拡大)駅前を東西に道路が走っていることもあり、都立大学駅前は他の駅に比べると、かなりコンパクトな印象があります。また、その道路と並行して桜並木がきれいな呑川緑道が伸び、さらに駅周辺には田谷区上馬付近から柿の木坂を経て流れる柿の木坂支流、駒沢オリンピック公園付近を起点とする駒沢支流と、この街にはあちこちに緑の散歩道があります。ところどころにベンチなども置かれた緑道はここに暮らす人の憩いの場。都心近くながら、のんびりした空気が流れます。
緑が丘駅まで続く緑道。ところどころにベンチが置かれ、周囲は静かな住宅街(クリックで拡大)呑川緑道は東側、緑が丘駅まで続いており、両側は静かな住宅街。駅からは多少遠くなりますが、環境を求めるならうってつけの場所です。ただし、駅前にはこじんまりした商店街があるものの、このエリアにはコンビニなどもなく、本当に住宅オンリーの場所。単身者、忙しいカップるにはやや住みにくい場所かもしれません。といっても住宅価格は決して安くはなく、瀟洒な街のイメージだけのものがあります。
めぐろ区民キャンパス。周辺は老舗の和菓子屋さんなどが点在する一戸建て中心の住宅地(クリックで拡大)駅から離れ、目黒通りを渡った西側、柿の木坂、八雲は高台となっており、一戸建てを中心とした静かな住宅街。大きな区画も多く、初期のクラシカルなマンションなども残されています。かつて都立大学があった場所には公園、ホール、図書館などのあるめぐろ区民キャンパスになっており、各種イベントで賑わいます。
自由が丘
商店街ががんばる人気の街では古い物件も人気
女性が憧れる街自由が丘は「Luz自由が丘」や「メルサ 自由が丘」などオシャレな商業施設が多数点在しています。スイーツやカフェ、バルなどオシャレなお店からラーメン屋も多くあり、「食」でも楽しめるエリアです。
自由が丘は女性が一人でショッピングやランチを楽しむ光景もよく見られます。お仕事帰りや週末にふらっと訪れたくなる、そんな居心地のいい街です。
自由が丘駅の基本情報ー渋谷まで特急で8分!
自由が丘駅は東急東横線の他に「東急電鉄大井町線」が乗り入れます。渋谷まで特急で8分、池袋駅へは乗り換えなしの22分でアクセス。横浜方面へも快速を使えば30分かからず到着できるため、気軽に遊びにいけますよ。
また東急大井町線に乗れば、都会と自然のバランスが絶妙な「二子玉川」まで8分程度。駅周辺には「東急ストアフレル・ウィズ自由が丘店」や「成城石井 自由が丘店」がありお仕事帰りの買い出しにも便利です。
両側にブティックや飲食店、カフェが並ぶ緑道沿い。ベンチで語らう人の姿も多い(クリックで拡大)女性に人気の街、自由が丘。商店街が頑張る街としても知られており、商店街が発行する新聞はもう40年以上の歴史があるとか。充実したオフィシャルサイトに、街の案内所があったりと訪れる人に対して徹底的に親切なのも特徴です。最大規模を誇る10月の女神祭り以外にも街の商店街が一致団結して行う四季を通じた様々なイベントがあり、いつ訪れても新しい発見があります。
単なる通過点ではなく、人が集まる場所にというコンセプトで作られた駅前広場(クリックで拡大)また、イベント以外でもミツバチを飼ったり、自由が丘光Wi-Fiシティー計画を推進するなど、新しい取り組みもいろいろ。2011年には駅前広場が整備され、人が集える場所に生まれ変わったなど、見てすぐに分かる変化もあります。一方で変わらないのが住宅事情。何年も続いて人気の街、住みたい街ランキング上位を占めてきた街ですから、古くても、駅から遠くてもニーズがあり、今も供給の中心になっているのは、古い物件。東急東横線全体としても新築マンションの供給は少ないのですが、その中でも極めて少ないのがこの駅。中古マンションでは築40年以上も多く、この街に住みたいのであれば、築年、駅からの距離については妥協も必要でしょう。もちろん、価格もそれなりです。
田園調布
全国的に知名度ナンバーワンのお屋敷街
地下化にあたっても保存、復元されたかつての駅舎。この街の理想が掲げられている場所でもある(クリックで拡大)実際の規模は関西の芦屋その他に劣るとしても、お屋敷街としての知名度では日本一知られた街、それが田園調布です。駅西側に広がる住宅街は放射状に広がる街路、並木の美しさで有名ですが、住むという観点で考えると、それが街が作られた当初から変わっていないという点が重要です。他の多くの街では相続などで土地が切り売りされ、当初とは異なる姿に変化していますが、ここではこの街を愛し、伝えようという人たちの意思が強く、多少はあるとしても大きな変化を防いできたのです。
放射線状に広がる街路には見事な並木が。宅地の広さに制限があるため、分割されにくい仕組みとなっている(クリックで拡大)ただ、その暮らしが現在にマッチしているかといえば、そのあたりは微妙なところ。田園調布は駅東側に商店街があり、駅、環状八号線沿いなどにスーパーもありますが、それほど生活の利便性が高い街ではありません。また、大きなお屋敷を維持するには主婦のマネジメント力、時間が必要で、共働きの多い時代にはいささか不向きと思える部分も。憧れだけでは難しい部分も多々あるのです。住宅の供給では駅の東側、田園調布駅が最寄りではあるものの、本来の田園調布とはいくぶん離れた場所が多く、小規模。賃貸も含めて、供給は少なめです。ただ、土地価格の単価で考えるとイメージほど高くはなく、それは昨今のマンション中心の利便性重視の観点で見ると、それほど評価されないという事情のようです。
多摩川
散歩に訪れたい多摩川沿いの街
多摩川浅間神社から見る多摩川、武蔵小杉、二子玉川(クリックで拡大)東急東横線、同目黒線に同多摩川線が交わる駅ですが、その利便性をイメージすると見事に期待を裏切られるのがこの駅。考えてみれば、すぐ近くを多摩川、玉堤通りが走っており、多摩川沿い、線路沿いには公園もあって、住宅地、商店街などが広がるスペースはありません。多摩川と反対側には少し離れて宅地が広がりますが、田園調布駅から歩ける場所であれば、同駅を利用する人も多いはずで、東横線の中では乗降客数の少なさで最下位を争っています。
ただ、多摩川駅前にはかつて多摩川が一大行楽地だった頃を忍ばせるような土産物屋さんがあり、たい焼きならぬ鮎焼きなども。駅近くの高台には約800年前創建されたという多摩川浅間神社があり、ここからの多摩川、そして対岸の武蔵小杉等の眺望はなかなか。多摩川沿いの散歩も楽しめますから、住むというより、のんびりしに出かけるには穴場スポットかもしれません。
綱島
綱島駅は神奈川県横浜市に位置していて、横浜駅からの所要時間は各停で15分です。横浜駅へのアクセスの良さと、東急東横線のなかでは家賃平均が手頃ともあって人気を博しています。都会すぎず田舎すぎず静かな住宅街が並んでいるので、静かに暮らすことができますよ。
綱島駅のアクセス
・渋谷駅まで東横線急行で23分
綱島駅は横浜駅方面への利便性の良さを重視しつつ東京方面へのアクセスも視野に入れていて、近場でなんでも済ませたい人におすすめです。
駅前にはチェーン店から個人経営のお店まで約400店舗が並ぶ「綱島商店街」があるため、日常の買い物や外食に不便はありません。家具や家電などの大きな買い物がしたいときは横浜駅に出れば事足りるでしょう。