下唇が出てるのはなぜ?3タイプ診断でわかる原因とマウスピースで引っ込める方法

下唇が前に出ているよう感じるのはなぜ?

鏡を見るたびに「下唇が出てる気がする」と感じて、口元のバランスや横顔が気になっていませんか?
実はその違和感、唇そのものの厚みだけでなく、歯並びや噛み合わせ、下あごの位置が関係していることもあります。放置してよい状態なのか、それとも歯科矯正で変化が期待できるのか、判断に迷う方は少なくありません。
下唇が出ている原因を知ることで、見た目の印象だけでなく、将来の噛み合わせや口元の健康を考えるヒントが見えてきます。

下唇が前に出ているよう感じる原因
原因としては、大きく分けて先天性と後天性があります。先天性とは遺伝による生まれつきによるもので、後天性とは口呼吸や舌の癖などによって起こる症状です。
先天性の原因
顎が小さい
顎の骨格は遺伝に影響しやすく、親のどちらかが顎が小さい場合、子どももその特徴を引き継ぎやすい傾向にあります。親だけでなく、祖父母や兄弟にそのような特徴が見られる場合、ご自身の症状も遺伝によるものと考えられます。
また、日本人は欧米人と比べて遺伝的にあごの骨格が小さい傾向が見られます。 顎が小さいと、歯が綺麗に入りきらずガタガタになりがちです。その結果出っ歯や受け口になり、下唇が出てしまいます。
上歯の異常によって下の歯が前に出ている
上の歯に、もともと小さい「矮小歯」や生まれつき歯が欠如している「先天欠如歯」など歯並びに異常があることで、下の歯が突き出た形となり、受け口のように見える歯並びがあります。先天欠如歯の発生率は10人に1人と言われ、治療法としては欠損歯を人工歯で補う補綴治療が有効です。
後天性の原因
顎が未成長
食事の内容の変化により、固い食べ物を口にする頻度が減り、顎が未成長のまま成人してしまう事も原因の一つに挙げられます。顎の成長は、上顎で10歳頃まで、下顎で男の子は18歳頃まで、女の子は15歳頃までに完了するとされています。顎が未成長でまだ成長段階にある場合は、歯列矯正で改善することができます。
口呼吸をしている
そして、呼吸法が原因になることも言われています。口呼吸をしている方の場合、口の周りの筋肉(口輪筋)がゆるんだり、舌が下がって歯を押したりと、歯並びへの影響があることが知られています。口輪筋の筋力が衰えることで、口もとがモコっとなりやすいことも口呼吸の特徴です。
癖によって舌が下の歯を押し出している
舌の位置が下にずれている「低位舌」や食事や会話中に舌を出す「舌突出癖」などの舌癖や指しゃぶり、歯ぎしり、唇を噛む等の日常的な癖によって、舌が下の歯を押し出し、下唇が出ているような印象を与える場合もあります。

あなたの下唇、なぜ出てる?
「下唇が出てるかも」と思っても、どこからが正常でどこからが問題なのか、判断は難しいもの。下唇の突出には大きく3つのタイプがあり、それぞれ原因や改善方法が異なります。
まずは「Eライン」をチェックしてみましょう。「Eライン」とは、鼻先とあご先を結んだラインのことで、理想的な横顔では唇がその線より内側にあるのが自然とされています。下唇がそのラインを大きく出てる場合、口元のバランスが崩れていると判断されることがあります。ただ、日本人は骨格的にEラインがやや弱めな傾向にあるため、少し出ていても問題ないこともあります。

唇そのものが厚く、前方にボリュームが出ているタイプです。笑ったときや力を抜いて口を閉じたときに、唇だけが強調されて前に出て見える方はこのタイプの可能性があります。原因としては、生まれつき唇が分厚いケースに加え、口呼吸や表情筋(口輪筋)の筋力低下によって唇が前に出やすくなることも考えられます。
下の前歯が上の前歯よりも前に出ている場合、下唇がその歯に押されて前方に突き出して見えることがあります。この噛み合わせの状態は「反対咬合(はんたいこうごう)」とも呼ばれます。「上の前歯と下の前歯の先端がぶつかる」「下の歯が目立つ」といった特徴があれば、このタイプに該当する可能性が高いです。
下顎の骨格そのものが前に出てることで、下唇も連動して前に出て見えるタイプです。骨格性の問題のため、唇や歯並びの矯正だけでは改善が難しい場合があります。横顔をチェックして、顎が前に張り出している・顔全体が三日月型に見えるという方は、いわゆる「しゃくれ」に当てはまるかもしれません。
「下唇を引っ込めたい」と感じたとき、最初に確認したいのは“下唇そのもの”ではなく、下唇が前に見える理由です。理由によって、選ぶ方法も、得られやすい変化も変わります。ここでは原因別に、改善の方向性を整理します。
「骨格」が原因の場合
下顎の骨格が前方に位置している場合は、歯の移動だけで口元の印象を整えられる範囲に限りが出ることがあります。このようなケースでは、矯正治療で歯並びを整えつつ、必要に応じて外科矯正を併用するという考え方があります。
大切なのは「手術が必要かどうか」を先に決めることではなく、精密検査で顎と歯の位置関係を確認し、矯正のみで目指せる着地点と外科矯正を併用した場合の選択肢を並べて比較することです。
「歯並び・かみ合わせ」が原因の場合
歯の傾きや前歯のかみ合わせが影響している場合は、矯正治療によって口元の印象が変わりやすいことがあります。下唇は歯の位置と連動しやすいため、歯並びを整えることで、下唇の見え方が改善される方もいらっしゃいます。
一方で、見た目の悩みが似ていても、歯だけの問題なのか、骨格の要素が重なっているのかで方針は変わります。渋谷東京矯正歯科では、見た目だけで判断せず、かみ合わせの状態を確認したうえで、無理のない治療計画を立てていきます。
「口呼吸や舌の位置などのクセ」が原因の場合
口元のクセが関係している場合は、歯並びを整えることに加えて、口の使い方を整える取り組みが必要です。たとえば、舌の置き場や唇の閉じ方が安定すると、口元に余計な力が入りにくくなり、下唇が目立ちにくくなることがあります。
ここで大切なのは、短期間で形だけを変えることではなく、毎日の癖を少しずつ整えて、治療後の状態を保ちやすくすることです。
「唇の厚み・口周りの筋肉バランス」が原因の場合
唇に厚みがある場合や、口周りの筋肉の使い方に偏りがある場合は、矯正治療だけで「下唇そのものの厚み」を変えることはできません。ただし、歯並びや口元の位置関係が整うことで、下唇の見え方がやわらぐことはあります。
このタイプは、歯科矯正でできることと、矯正以外の視点が必要なことを切り分けて考えるのが大切です。当院では、まず歯並びとかみ合わせの面から改善余地を確認し、目指す仕上がりに対して現実的な道筋を一緒に考えていきます。


歯列矯正で口元の印象が変わるケースがあります
骨格には問題がなく、受け口や出っ歯など歯並びによって下唇が出ている場合は、歯科矯正で改善できる可能性があります。
歯科矯正によって下唇を引っ込めるには、ワイヤー矯正やマウスピース矯正といった方法があります。


マウスピース矯正で治せる受け口・治せない受け口

受け口で悩んでいる方の中には、マウスピース矯正で治したいと考えている方もいるでしょう。受け口には2つのタイプがあり、マウスピース矯正で治せるケースと治せないケースがあります。
受け口のタイプ
- 歯の生え方に問題があるタイプ
- あごの骨に問題があるタイプ

歯の生え方が原因の受け口は、比較的軽度である場合が多いため、マウスピース矯正で治せる可能性があります。
具体的には、上の歯が内側に生えていたり、下の歯が外側に生えていたりすることで生じる受け口のことです。
マウスピース矯正では、歯の角度や位置のズレを少しずつ計画的に移動できるため、噛み合わせのバランスを整えるのに適しています。特に骨格には問題がなく、歯列のコントロールで治せる受け口であれば、ワイヤーを使わずに治療できるケースも少なくありません。

あごの骨格自体に問題があるタイプの受け口は、マウスピース矯正だけでは対応が難しいケースが多いです。
具体的には、下あごが前に突出していたり、上あごの成長が不十分だったりといった、骨格バランスに起因するものです。
マウスピース矯正は歯の位置を細かく調整するのは得意。しかし、歯の大きな移動やあごの骨格の改善まではできません。そのため、外科手術を伴う歯科矯正(外科矯正)が必要になる場合があります。

受け口じゃないのにしゃくれる理由

しゃくれは一般的に下あごが突き出た状態のことを言いますが、同じような見た目から受け口のことをしゃくれとも呼びます。しゃくれにもさまざまなケースがあり、受け口じゃないのにしゃくれている場合もあります。反対にしゃくれじゃないのに受け口の場合も。
受け口じゃないのにしゃくれる理由は、下の歯ではなく下あご自体が前に突出した状態だからです。受け口じゃないしゃくれは、骨格に問題があるため、外科手術が必要になる可能性が高いです。
外見的には似ていても、歯が出ているのかあごが出ているのかによって、治療方法も異なります。
受け口としゃくれは、どちらも下あごが出ているような見た目から名付けられた俗称です。同じ意味で使われることも多いですが、厳密には以下のように違う意味があります。
受け口は歯並びの状態のこと
受け口は下の歯が上の歯より前に出ている歯並びの状態のことです。通常の噛み合わせとは逆になっていることから歯科用語では「反対咬合(はんたいこうごう)」と言います。食べ物が噛みにくかったり、滑舌が不明瞭になっているケースも多いです。
しゃくれは輪郭の形状のこと
しゃくれは下あごが前に突き出たような顔の輪郭の形状のことです。しゃくれは歯科クリニックでは使わないワードで、歯科用語では「下顎前突(かがくぜんとつ)」と言います。
噛み合わせも前方にずれているケースが多いですが、前述したように必ずしも受け口のように噛み合わせが逆になっているとは限りません。上と下の前歯がぎりぎりあたっていたり、下の前歯が極端に内側に倒れ込んでいる場合もあります。


マウスピース矯正認定医
片山 将 / Sho Katayama
渋谷東京矯正歯科はマウスピース矯正専門歯科です。患者様の症状やご要望に応じて最適なマウスピースをご提案し、すべての歯並びをマウスピースで治します。マウスピース矯正「インビザライン」では、インビザライン社によるプラチナエリートプロバイダーを受賞。年間100症例以上の実績を誇り、あらゆる歯並びに適したマウスピース矯正治療を提供してきました。


矯正専門
矯正でお困りの方は専門歯科の当院へお気軽にご相談ください。患者さまの症状に最も適した矯正治療をご提案します。

マウスピース矯正認定医
多くの臨床経験と実績を誇るマウスピース矯正の認定医が、精度の高い診断・治療計画を作成。あらゆる症状をマウスピースで改善します。

年間100症例以上
難症例を理由に他院で治療を断られてしまった方、外科的手術を提案された方もご相談ください。

当院は東京大学医学部附属病院との医療連携医院に登録されています。マウスピース、ワイヤー問わず、他院にて矯正治療中でお困りの方、難症例などで他院にお断りされた患者様も安心して私ども専門医療チームにご相談ください。

今日では多くの歯科医院でマウスピース矯正が導入され、気軽に矯正治療を受けることができますが、事前にリスクの説明がなされなかったために、思うような結果が得られず転院を余儀なくされる方や、トラブルに遭われる方、治療期間が延びて中々治療が終わらない方も少なくありません。当院では治療で起こり得るリスクを事前にご説明しご納得いただいた上で治療をスタートします。安心して矯正を進めていただける環境が第一と考えております。

矯正スタートまで費用¥0
カウンセリング、検査費、シミュレーション作成など、矯正を検討中における諸費用は一切かかりません。最終的に矯正をされない場合もご請求はありません。

追加料金なし
当院ではトータルフィー制度(総額制)を採用しています。通院費、調整料、保定装置(リテーナー)代など、追加で費用がかかることはありません。

分割払い
頭金のいらない分割払いもご利用いただけるため、最初にまとまった費用を用意しなくても矯正を始めることが可能です。
分割払いにも対応しています
月々 4,000円~
※ 治療費440,000円のマウスピース矯正を分割払いでお支払いいただく場合の例となります。

一年間に自分または家族が10万円(総所得が200万未満の場合はその5%)以上医療費等を支払った場合は最大200万円分の税金が控除され減税または還付金が返還されます。1年間(1月1日~12月31日)の医療費が10万円を超えた金額の一部が税金軽減に。
ご自身・ご家族が1年間の医療費合計100万円を支払った場合の例
| 総所得 | 所得税率・住民税率 | 還元・減税される金額 | 実際の負担額 |
|---|---|---|---|
| 300万円の方 | 10%・10% | 18万円 | 82万円 |
| 500万円の方 | 20%・10% | 27万円 | 73万円 |
| 800万円の方 | 30%・10% | 29万7千円 | 70万3千円 |







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