
渋谷で矯正
マウスピース型矯正装置(インビザライン)で治せる症状
受け口の改善
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)で改善⑤
受け口(反対咬合/下顎前突)
下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態をいいます。下顎前突は、上顎前突と同様、歯の位置に起因するものと顎の骨のサイズに起因するものに分けられます。遺伝的要因が70%、環境的要因が30%と言われています。
食べ物が噛みづらい
食べ物を十分に噛み砕けないため食材に含まれる栄養素が吸収しにくくなったり、胃腸への負担も大きくなったります。
顎関節症のリスク
受け口は顎に負担がかかりやすく、顎関節症を併発しやすいといわれる症状です。
発音がしづらい
前歯が咬み合わないため、発音に支障をきたすケースがあります。
先端咬合
上の前歯と下の前歯がすれ違わずに同じところにあるため、噛むときに常に上下の歯がぶつかり合ってしまう症状です。
受け口を改善する
インビザラインでの治療方法
受け口の治療は突出している下顎を後ろに下げていくための隙間を作ることが重要になってきます。歯を整列させる隙間の作り方は症状によって異なりますが、大きく分けて4つあります。
【非抜歯】奥歯の遠心移動
抜歯をせずに、下の奥歯をさらに後ろに下げていく遠心移動を行うことで、全体の歯を後ろに下げていくことが可能です。
【非抜歯】IPR
歯と歯の間を削ることでスペースを作り、全体の歯を後ろに下げていきます。処置後すぐにスペースができるため、動かす必要のある歯をすぐに移動開始させることが可能で、効率的で治療期間も短く済む治療方法です。動きの実現性も高い治療方法となります。
【非抜歯】側方拡大
左右の歯を外側に拡げていくことで、下の前歯を後ろに下げていく治療方法です。笑った時に影ができるバッカルコリドー(正面から見た際に歯列の幅が狭いために、笑顔になった時に口角部分に現れる黒い影のこと)の改善にもこの治療方法が用いられます。
【抜歯】小臼歯の抜歯
下の小臼歯を抜歯してスペースを作り、前歯を下げていく治療方法です。口元を大きく下げることが可能ですが、スペースが大きいため、奥歯が前に移動してしまったり、抜歯スペースに倒れこんでしまうリスク、また、歯の移動量が大きいため、前歯の根っこが歯茎から飛び出てしまったり、前歯が内側に大きく傾いてしまうリスクなど、それらが起こらないようにするためのCTに基づく専門医の診断、治療計画が必要不可欠となります。
受け口で外科手術を勧められたが
マウスピース矯正で改善したい
歯並びの乱れではなく、顎の骨格異常が原因の受け口は、マウスピース矯正治療の前に外科手術が必要となるケースがあります。ただ、手術まではしたくないという方も少なくないと思います。骨格の改善は難しくとも、前歯の見た目や、噛み合わせの改善など、受け口の中でも特に気になる症状をマウスピース矯正で改善していくことは可能です。ご自身の中で諦めてしまう前にまずは一度ご相談ください。